あれから1年・・・

教育コーチのどんちゃんです。

教育コーチングと出会ってから、公私ともに益々、
【子育ち=親育ち】の大切さを感じるこの頃・・・。
これからもパパママコーチングを園内&地域に広め深めたく
ブログにもちょこちょこ出現しますのでよろしくお付き合い下さ・い!

さて・・・昨年の初ブログも確かこの話題からスタートしたような・・・

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そうです。毎年恒例の園行事。園庭での【とんど】
今年は近年見たことがないくらい炎が真っ直ぐに天高く昇り
何かステキなことが始まる予感も・・・。
子どもたちも煙に目を細めながらも根気よく竹先に挟んだお餅を
焦がさないようにくるくる回しながらとんどの火で焼いていました。
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自分で焼いたお餅を先生の作った(?)お汁粉にいれて
「いっただきま・す!!」と頬ばった後は・・・
「これで今年も元気に楽しくすごせるぞ・・!!」と
笑顔はじける可愛い子どもたちなのです。
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今年も子どもたちとパパママの真の笑顔と笑い声が響き渡りますように・・・。

あたりまえ・・・

市内では落ち着いて評判が良かったはずの
次男の中学校がここ1年余りで見事崩れ始めた。
校則違反・授業妨害・器物破損・暴力事件・軽犯罪…
校内に私服警察官がつめている日もある。

色々と原因について噂する人はいるけれど
何が本当の原因かなんて誰にも分かるはずはない。

でも、一つだけ私は学校に行くたび感じることがあった。

耳に安全ピンをぶら下げた子も化粧をした子も
金髪で眉毛無しの厳つく風をきって歩く子も
授業には出なくても学校には来ている。

先日、修学旅行前の説明会があった。
親同伴で体育館に並んで座る形式だった。
『不良』と呼ばれるその子たちは、会場に入って来ると
後ろの方に仲間とかたまりその場に座っていた。

険しい表情でその子たちを横目に見る父兄もいたが
何だか私はその子たちが愛おしくてたまらなかった。

終了後、その中のひとりに顔見知りの子がいたので
思わず声をかけた。
「○○君!久しぶり!
アレ? 安全ピンは耳じゃなくてココ(シャツの胸)につけるもんじゃなかったかなぁ・」
その瞬間、周囲の父兄に何故だか私も横目で見られたが、その子は照れくさそうに頭をかきながら笑い
「あっ・・・はぁ…ハイ…」とこたえてくれた。
隣にいた金髪の厳つい子には
「ふんっ!誰?!」…とにらまれてしまったが
ついでに「じゃぁね!」と手を振ってみた。
無論…呆れ顔で無視をされその日は終わった。

その後、次男から金髪の厳つい子も黒に染め直し、
安全ピン男子も耳からはずし、とりあえず授業に出始めたらしい(…睡眠学習?…)ことを聞いた。

いよいよ明日から2泊3日の修学旅行。

我が家の次男もそこそこのワルなので
母としては内心冷や冷やするが
「今年はみんなで行けそうじゃ・・」とマル秘グッズを
カバンに忍ばせる息子の姿やあの彼たちの姿に
思春期の子が『あたりまえ』という言葉に反発しながらも
『より良く生きたい』と葛藤する複雑な思いを
しっかりと受けとめて承認し続けようとあらためて
今日ここに強く思った。

先生方の愛情と周囲からの承認で、ワルガキたちが
この3日間でさらに成長して帰って来てくれることを
母親として願いつつ、その力を信じています。

つながる

どんです。
この1週間、起こるべくして起こったかのように
不思議なオーラを感じています。
きっと、人生航海図&ヒューレン博士のパワーです。

<ヒューレン博士の著書よりご紹介>
『私達を動かしているのは100万分の1の記憶(メモリ 
ー)なので、自分で何とかしようとしたりなど考えない。

ただ、手放す。

手放す覚悟さえできていれば自然に導かれる。
(土地、物、人物、すべてのもの)
自分にふさわしいパートナー、仕事、家・・・全部のことを神聖なる知能はすべて知っている。

それを妨げているのは、私達の思考・記憶。
これら自分のメモリー、グルグルまわる思考を
Just クリーニング。ただ、4つの言葉を唱えるだけ。

「I love you(愛しています)」
「Thank you (ありがとう)」  
「I’m sorry(ごめんさない)」
「Please forgive me (許してください)」

このクリーニング効果でゼロになれる。
すべてはゼロから始まる.
ゼロの場に立つと、意図せずして起こるべきことが起こる。すなわち、自分にとってふさわしい道が開けていく。
(但し、ゼロにならないかぎり、自分にとってふさわしいものが何かすら分からない)

ただ、4つの言葉。言霊はパワフル。
「なぜ?」「本当なの?」…疑いもひたすらクリーニング。顕在意識では難しく感じても、潜在意識は素直。
唱えていくことを続けていけば、スーッと入っていくだろう。潜在意識は濁りなくそのままの言葉を受け入れる』

私のミッションは『悩み苦しみを受けとめる』
「ほ・ら!来た!来た!キタ・・・!!!」
何かが今日つなっがた気がしています。

続…思春期

朝練に行っていると思っていた息子が
実は何日か出ていなかったことが分かった。

理由を聞くと「間に合わなかった」「遅れた」
など適当なことを始めのうちは言っていたが、
次第に言葉が荒れ始め「やる気がでない!」
…と吐き捨て、ベッドに身を伏せた。
『何があったのだろう?』
コーチングを続けてみた。
中3の口べたな息子は、言葉に出来ない様子で
ベッドにうつぶせたまま身体をよじらせたり
バタバタと手足を動かしたりしながら
無言ながら私の質問に反応していた。

本当は、話をしてほしかった
何か言葉にして吐き出せば
少しでも楽になるのに…と悲しくなってきた。

でも、そうではなかった・・・
ふと彼の動きが止まる瞬間
伏せた顔をベッドにこすりつけ(泣いてる?)瞬間から
息子の葛藤が言葉に出来ない苦しさが
一瞬にして私の心に飛び込み伝わってきた。

自分で自分を責めている息子
自分の可能性を自分で信じられない息子
進みたいのに進めない苦しい思い・・・

思春期は、特に言葉にして話すことが
難しいのかもしれない(我が子は特に…)

その後、バッティングセンターに誘った
「行かない」と言うかと思っていたが
険しい表情で部屋から出てき、車に乗り込んだ。

やすむことなく夢中で140球打ち続けた息子は
汗びっしょりの顔で近づいて来て言った
「母さん、腹減った・・・」 (…へっ?何?…)

思春期って、ちょっとかわいくておもしろい
冷や冷やドキドキは変わらないけれど
そんな風に思えるようにもなってきた

思春期…

思春期息子を持つどんママです。

我が家には、中2と中3の息子がいます。
同姓で年子ですが、顔も似ていなければ
性格も食べ物の好みも考え方も全く違います。
『違って当たり前…』と思ってはいても
似ているところがここまで見つからないと
『何によってこうも違うのだろう?』と
ついつい無意識にふたりの違い探しをはじめ、
ため息をつくことが多々ありました。
ところが…
最近、その違い探しがいつの間にか
息子ふたりのいいところ探しに変わっていることに
気がつき、いつの間にかそのいいところ探し(違い)を
楽しんでいる自分に変わっていることに
気がついたのです。

教育コーチングをはじめてから4年…
何度も何度も本を読み、受講もして、コーチとなっても
我が子のことになると、どうもうまくコーチングが
活かされない…それでも諦めず続けようとすると
「はぁ・またコーチング?もうええわぁ。うざい。」と
何度息子にシャットアウトされてきたことか…。

息子ふたりが中学生になり、色々と問題が起こり始め真剣に初めて今までの子育てを振り返った。
そして、いっぱい悩み、いっぱい泣き、いっぱい叫んだ。
それでも、そんな自分もOKと暗示のようにつぶやきながら、思春期の息子と心から向き合い続けた。

思春期は、親子関係を再度築きあげる事が出来る
最後のチャンス時であると何かの本に書いてあった。
本当にそうだなぁ…とつくづく思う今日この頃。

相変わらず思春期ドラマの主人公のような毎日をくり広げてくれる息子たちにハラハラ・ドキドキですが、
そんな息子たちのをいつの間にか、かわいく思えるようになっている自分であることに気づくこともできました。

嵐のような思春期ドラマにも、そのうち感動の最終回がやってき、いつの日か懐かしく愛おしく感じられる時が来ますように…

お・も・い…?

『早く○○しなさい。』

…日常よく耳にする言葉でもあり
…日常つい言ってしまう言葉でもある

…子どもたちがよく言われる言葉
…そして、子どもたちは言われると
決まってみんなが 『イヤな気持ち』になる言葉
…ということを今日、今更ながらに痛感した

幼児期の子どもにとって言葉がけは
特別大切だということを学生時代にも机上で学んだ
そして、幼児教育という現場で子どもを深く知れば知るほど
その大切さを身近で感じ、子どもの気持ちを理解していたつもりだった
でも…今日そのことをあらためて感じ
胸を締めつけられるおもいになった

幼児期の子どもにとって親(おとな)からの言葉がけは
食事と同じくらい成長には欠かせないもの
食事(料理)の本はいくらでも手にすることができるけれど
言葉がけの本など、どこにもない

子どもの体調や発育(からだ)を考え、毎日の食事を作るように
子どもの何気ない表情や様子から【こころ】の成長に必要な
言葉がけが出来る親(おとな)でありたいと思うと
…と同時に子どもたちのまわりにそんな大きな人(おとな)が
溢れつづけて欲しい

お・も・い…

どんです。
今年も 公私ともにまつわる子どものetcを
みなさまにご紹介しなが子どもたちへの
【愛情】・【信頼】・【尊重】をより一層深めたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします♪

毎年、1月の恒例行事となった園内での『とんど』
各家庭からお正月飾りや書き初めなどを持ち寄り
園庭に小さなやぐら?を組んで全園児で火を囲みます。

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「煙た・い!」と言いながらも、
「縄跳び、いっぱい跳べますように!」
「マラソン記録会で1番になれますように!」
「風邪をひかず元気に過ごせますように!」
…等々、思い思いの願い(目標)を口にしながら
小さな手でその煙をすくい、
自分の頭や顔、足や腕に擦り込む姿に
「(なるなる!絶対できるようになるよ!)」と
何としてでもみんな叶えてあげたくなってしまいました。
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バスのおじちゃんが竹を切って作ってくれた棒の先に
お餅を挟んで焼いて食べ
「先生!このお餅おいしい!やっぱ、神様の火で焼いたけぇかなぁ?!」
…と、焦げ焦げのお餅?も特別な味に変えられる子どもの思いに
(あぁ・私たちの思いもちゃんと伝わっていってるんだなぁ…)と
嬉しく感じつつ、この思いをお母さんお父さんにも日々感じて欲しいなぁ…と、
パパママコーチングをもっと知ってもらいたいという思いや意欲がフツフツと・・・。

室内では、シンケンジャ・ならぬ、
職員の『真剣じゃ・?』な書き初めもあり!
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笑顔いっぱい!笑い声いっぱい!の一日でした。
今年もいっぱい、笑ったり、泣いたり、怒ったり、悩んだりしながらも
楽しんで子どもの育ちを綴っていきたいとおもいます!

あなたのサンタは誰ですか?

♪あわてんぼうのサンタクロース
 クリスマスまえ・に やってきた・♪

毎年幼稚園に、ひとあし早くやってくるサンタクロース。
「私のお家には来てくれないの。。。」という子も最近は珍しくなく…
それぞれ家庭の事情もあるんだろなぁ…と察しつつも、
そこは、子どもたちには別問題!(…と思ってる私。)
『大丈夫!幼稚園には来てくれるよ』とこっそり伝えると…瞳を大きく見開きニコッとうなずく素直な子。

待ちに待ったサンタさんの登場に「うわぁぁぁ・!!」と雄叫びのような大歓声をあげ驚いていたかと思うと
「きゃはっ♪」と嬉しくて嬉しくてたまらない様子の子も…
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サンタさんとツリーを飾ったり歌を歌ったり踊ったりするうちに子どもたちの歓声は、またまたうつり変わり
吐息のような音色に聞こえてきた。
「うはぁ・♪・♪・♪(サ・ン・タ・さ・ん)」
純粋で素直な子どもたちと過ごし幸せな気持ちに包まれ、ステキな贈り物をもらった気持ちで帰宅しました。
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卒園して7・8年経つ我が家の息子どもに
「今年は、誰先生に似たサンタが来たん?」
「よかったなぁ幼稚園時代は…。
 もう俺のウチにはサンタ来ないんだっけ?」
と何やらニヤニヤしながらつぶやかれてしまった。
そういえば・・・私にも
昔(?)『恋人がサンタクロース』だった時あったなぁ。
じゃ、今は誰なんだろう?えっ?誰??

園児や我が子の成長を何より嬉しく感じる自分に
ふと気づき、もしかして・・・私にとってのサンタって・・・
『えぇ?!?子どもがサンタクロース?!』と
自分で驚きながら思わず考え込んでしまうのでした(^_^;)
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ありようのままを・・・

夏休みももうすぐ終わりますね。
みなさま、いかがお過ごしでしたか?
中学生の息子ふたりの母こと
…どんちゃんはといえば…

子どもがゆったり過ごしている朝から
いつもより何故かひとりドタバタしていたような…。
「何時に起きるの?」
「お昼ご飯は○○作っといたからね!」
「アッ!部活行くときはクーラー消してよ!」
「アッ!今日は暑いからクーラーつけて出かけてよ!」
(注:我が家、贅沢な室内犬のお嬢がいるもので…)
自分でもしんどくなるほど息子たちに言い残し
いつものように仕事に出かけていた。

職種がら、夏休みに研修会が集中しており
今年もたくさん学ぶ機会をいただいたおかげで
いろいろなことを考え気づくこともできた。
どの研修会でも共通していたのは
『人とのかかわり』の大切さだったことには
キュンと胸が痛くなった。

どれだけ本を読もうが どれだけ勉強しようが
人と人との関係でしか育たないものがある。
<お母さんは変われない。>
<子どものために変わろうとすればするほど
  お母さんは苦しくなり自分を責めはじめる>
<お母さんは今のお母さんでいい。
 自分が今、悩みながらも一生懸命すれば
 子どもも良くなっていく>
<お母さんがお母さんになれるよう(なるために)
  お母さんが前向きに行動できるよう
  お母さん自信が自分のありようをそれでいいのだと
  認められることが子育てで大切なこと>
<自分を許せないお母さんは子どもを許せない>
<子どもの失敗は自分の子育ての失敗と思いがち>
<自分を失敗へと導く子どもを許せない>
母性が強ければ強いほど、愛情が深く
母親は子どものことで悩み盲目になりがち・・・

保育者としてだけではなく
いち母親として心にひびく言葉が多かった。
『赤ちゃんはお母さんの瞳に映る自分の顔を見て
自己を確認する。お母さんが赤ちゃんをやっかい、
面倒などと思っているとお母さんの瞳に映る自分が
やっかいなものに映り、自分をそうとらえてしまう。』
赤ちゃんだけではなく、大きくなってもそうだとしたら?

時折、甘えてくる私より背の高い大きな息子が
とても愛おしく感じる。
こんな母親でもOKなのかな?
こんな母親だからOKなのかな?
日々、そんなことを考えながらのなつやすみだった。

みなさま、これからをいかがお過ごしですか?

不思議・・・!!

夏休みにはいりました。
・・・といっても当園では夏期保育に来る子どもたちで
毎日、プール・水遊びとにぎわっております。

ひときは昨日は『皆既日食』で保育者も一緒に大騒ぎでした。

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園児が持ってきた手作りの観察BOXや
保護者からいただいた日食観察グラスで
子どもたちと代わりばんこに空をみあげては
「おぉぉ・!!」と大声で叫んでいた保育者・・・。
順番待ちをしながら
「雲がでてきた…見えなくなっちゃうよう・」
と、焦り始めた瞬間・・・・
「アッ!あれ!!」
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薄い雲のベールにつつまれた太陽が白く、くっきりと
三日月のような姿であらわれたのです!
(…裸眼ではっきりと観ることができました♪)
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(画面斜め下から見ると見えるかな・・・?)

あたりが次第に薄暗く陰りゆく様子を子どもたちと
ドキドキしながら過ごし、
再び陽の光が感じられはじめるとと
思わずニッコリしてしまった不思議なひとときでした。

『皆既日食』の意味は知らなくても
ここで体験したこの不思議な感動が
いつか知識となって蘇り、その時の体験や思いが心に蘇り
辺りを明るく照らす太陽のごとく歩んでいくパワーとなって
くれることと強く感じた瞬間でもありました。