生きてるなぁ

試験監督。 選択授業の、特別教室での試験監督。
会場では、静かに時が流れていく。
私はスペースの空いた教室後部に立っていた。
生徒たちのシャープペンシルが立てる音、消しゴムが弾む音、紙の音、そんな音が教室を満たしていた。
新鮮な空気を入れようと思い立ち、窓を開けた。
すでにテストを終えた生徒たちが足取り軽やかに歩いている。
バイバイと手を振りあっている。
新緑の木々が目に眩しい。
通学バスがうなりを上げて出発する。
向かいには体育館。
耳をよく澄ますと、申し訳なさそうにバスケットボールの弾む音。
その瞬間、風がふわっとカーテンを舞い上げた。
 
今日はいつもと趣向を変えて。
なんだか「生きてるなぁ」と感じたもので。
Honesty is my policy! いっすぅぃ~でした。

人は話しを聞いているとき

皆さま,こんばんは。この3月に大学院は卒業&4月より職場に完全復帰した教育コーチのいっすぅぃ~です。
ご無沙汰をしておりました。 皆さま,お元気でしょうか。
さて,この4月,高校1年生に向けて,「鉄は熱いうちに」というのもあるのでしょう,様々なガイダンスが行われました。その中から,とある大学の方からのお話から。
おそらくは,大学新入生に向けてのお話しを高校新入生向けにアレンジしてお話しをしていただいたように思います。その中で,気になったことです。
講師:みなさん,この写真を見てください。(画面には,2人の人が向かい合って話しをしている画)この左手の人は何を考えているのでしょうね。
人の話しを聞いているとき,周りの人からすると,この話しを聞いている人が何を考えているのか,は知るすべがありません。
ある心理学の先生からお話しをうかがったのですが,人が話しを聞いているように見えるとき,だいたいの人は「次に何をはなそうか」を考えているということです。
とな!
えっ,そうなのか? そうだったのか?? マジ? ほんとにそう思いますか?
教育コーチングで「傾聴」を学ぶとき,考えるとき,普段なら何をやっているのか,を十分に考えずにいた自分に気づきました。「だいたいの人は」と言われると,「どこからの情報源なの」と訊きたい自分を抑えながら,でもまぁ自分の意見を言うということも含めてのこと?いや,話しの内容には関わらないまったく違うことを考えているというニュアンスで話しを続けていたな,,,。
「傾聴」ということを考えてもみなかったころ,人の話しを聞いているとき,あなたは何を考えていましたか?
Honesty is my policy! いっすぅぃ~でした。

何が「ふつう」なのか

皆さん,こんにちは。 自宅は雪の中,今いる研究室は時折晴れ間を見せる場所。 三重県は縦に長いのだなぁと,今更ながらに感じている,教育コーチのいっすぅぃ~です。
さて,年末から楽しみにしていた行事が一つ終わりました。 娘との「吉本新喜劇ツアー」です。互助会主催ということで特別な料金で行けるとあって,ツアーは2日間でバス2台が満席になったようです。 私は,新喜劇が大好きな娘と行けるとあって,朝一にFaxをして,チケットをゲットしました。
そんなことは置いておくとして,そんな特別な日だから「ふつうってなに?」の話しでして。
大阪・難波の降車場所に辿り着こうという直前にヤマ○電気があったんです。 開店前のそのお店には30名ほどの方々が列を成しておりました。
「何があるんかなぁ」と言うと,娘は
「あんなとこに並んでるぐらいなら,家で論文を書いてた方がええよなぁ」
???
最近,私が家でやっていることと言えば,パソコンに向かって修士論文を書くことですが…。
「論文を書くこと」は,あまり一般的ではないんですけどねぇ。
同じく修士論文を書いている友人の娘さんが,小学校で講演会が開かれた夜のこと。
「今日、話してくれた人が『あなたたちのお父さん・お母さんは,家で本を読まないでしょ』って。そんなことないでって,むっちゃ腹立ったわぁ」って。
何が「ふつう」で,何が「ふつうでない」のか。
いろいろとあるかと思いますが,子どもがそのことを見抜いていたり,その言葉の先にあるものを見透かしていたり,言いたいことが別にあったり。
なんだか,ほっこりとした瞬間でした。
Honesty is my policy! いっすぅぃ~でした。

応援するよぉ

皆さま,こんにちは。 教育コーチのいっすぅぃ~です。
私たちは,コーチです。 多くの人とセッションをします。 そして,そのクライアントの方の人生に貢献します。
小学校では,児童/生徒たちの未来に繋がるよう,様々な取り組みをしてくださっています。「なりたい職業」調べ、「なりたい姿を粘土で作る」といったことをやるようです。
コーチングをしている方の中にも,『ドリーム・マップ』を活用して,という方もいらっしゃいますが,まさにそういうことなのでしょう。
先日,娘が持って帰ってきたものがこれです。
「最初,三つ編が難しくってさ。でも,慣れて面白くなってきてやってたら,むっちゃ長なった」と語る作品。
1220back
性格が出てます。 いろいろと細かい。 前から見ると,大好きなキャラクターまで鎮座している…。
1220front
字も私よりもかなり,ずっと,綺麗です。
ますます,娘を応援する気持ちが大きくなりました!
Honesty is my policy! いっすぅぃ~でした。

自ら感覚にアプローチしてみる

皆さま,おはようございます。
時折,通学路を変えてみたくなる大学院生,教育コーチのいっすぅぃ~です。
今日は,朝からちょっと頭痛。肩,特に首の後ろがかなり凝っている。そこからくる頭痛なのか!?
今週に入ってかなり寒い。そこからくる凝りなのか!?
などと考えながら,遠くに見える山並みを見ると,くっきりと綺麗。空は青い。日差しが気持ちいい。風は強い。
いつも降りる駅から一つ手前の駅で下車し(といっても,大学は今日の駅といつもの駅のちょうど真ん中辺りに位置しています),河川敷を歩きました。
IMG_1213-1
この写真を見ると,肌寒さを感じますか?
川の水の位置が夏と違う。
海がすぐそこなものだから潮の影響を受けてるんだな。
キラキラと光り輝いている。
ちょっと,頭痛が遠のいていきました。
IMG_1213-2  眼下には,元気に動く鳥たちが。
Honesty is my policy! いっすぅぃ~でした。

「本気」と書いて「マジ」と読む。

皆さま,こんにちは。 教育コーチのいっすっぃ~です。
息子の琉太朗は中学校3年生。中学生活の締め括りが段々と近づいています。
2週間ほど前,家の壁にドーンと張り出されました。 文化祭での展示を持ち帰ったもののようです。
ryuutarousyo
「友人から『お前らしい』って言われてん」とにこやかな表情。
どんなお題からこの“書”になったん?と訊くと,
「なんでもええから,自分の書きたいことを書きな」と言われたとのこと。
ふ~ん,と。 そして,あらまぁ!と。
mission
こちらは私のミッション。 名刺に書いてある。
どうも,熱い親子のようです。
Honesty is my policy! いっすぅぃ~でした。

日本教育心理学会

みなさん、こんにちは。 教育コーチのいっすぅぃ~です。
標題にあるように、『日本教育心理学会』です。この連休。
場所は、数年前「日本教育コーチング大賞」を開催した、由緒ある「名古屋国際会議場」です。
私はポスター発表で発表もします。
おそらくは、皆さんにもご協力いただいたであろう「ビリーフ」について、です。
『教える立場にある人の「ビリーフ」比較-コーチングの影響をめぐって-』
psychology
素晴らしいエビデンスを示すことができました。
これだと、見えにくいでしょ?!
発表は10月9日(月)14時からです。 ぜひ、応援に来て下さい :mrgreen:
Honesty is my policy! いっすぅぃ~でした。
 

アクティブラーニングに必要なもの

皆さま、こんばんは。公立高校現職教員であり、大学院生、教育コーチのいっすぅぃ~です。
昨日は、大阪に出かけて来ました。
『アクティブラーニング型授業 高校と大学による事例報告会』に参加してきました。
930AL
関西大学の森朋子先生が仕切っているということもあり、「反転授業」や「内化と外化の往還」ということがキーワードになっていました。
その中でも、特に驚いたというか、やっとここに戻ってきたな、と感じたことがありました。きっと、教育コーチングのすすめるアクティブラーニング型授業のことをご存知の皆さんは、当たり前だよな、と察しられると思います。
が、それが、今、アクティブラーニング型の授業をするうえで問題になっていること、と紹介されていました。
それは、
授業における安心・安全な場つくり、
生徒が自分の意志で思い思いに動き出してくるからこその授業者としての綱とり、
だというのです。
例えば、溝上先生のお話しの内容からであれば、
溝上慎一先生のホームページ 2017年9月30日にある「✓当日の溝上の総括講演資料はこちら」から見てみてください。スライドNo.23-27がそのことについてのものでした。
他にも、[予習の仕方]が[深い学習アプローチ]に繋がること、
[AL外化]と[気づき]や[内化]は分けられない、
ということに、ますます研究の楽しみを感じ、触手が刺激されました。
まだまだ深く掘り下げていくことがある。わくわくしています。
Honesty is my policy!  いっすぅぃ~でした。

未来はどっちに?

皆さま,こんにちは。 教育コーチのいっすぅぃ~です。
ご無沙汰をしていました。 このページが新しくなってから初めての投稿です。
8月,多くの人たちと再会することができました。わくわくの3日間。
2泊3日での東京出張があったおかげです 😎
1日目は,卒業生と会い私が大学生の時によく行っていた喫茶店へ。その卒業生の現在の活躍ぶりをいろいろと聴けました。
そしてその後,大学サークルの友人たちと懐かしい居酒屋へ。昔は貼られていた【薄利多売】と書かれた紙はありませんでしたが,集まった輩はなぜか【ロックTシャツ】でキメている。居酒屋でなく,酒を持ってスタジオの方が良かったって :roll:
2日目は,大学の学部の友人と。2人でスペアリブのお店へ。ビール&ワインとともに美味しく,楽しい時間を過ごしました。
3日目は,大学寮の先輩や後輩たちと。その中には4半世紀ぶりに再会,という先輩もいました。この時は,ほんとに「支えられて生きている」って身体の芯から感じました。
が,SNSの時代,どこへ行っても[隔たり]を感じることがありませんね。だいたいこんなことをやっているを知っていて,おそらく昔はその[隔たり]を取り除くところから始めなければいけなかったんだろうな,と感じていました。
と同時に,[時間の感じ方]を面白く感じていました。時間の積み重ねがあり自分自身がいるという感覚です。「地球上の多くの人たちは過去を自身の後ろに感じ,未来を前方に感じ,未来に向かって進んで行く。だけれども,ある国の文化では,未来を自身の前方向に感じるのではなく後ろに感じ,過去を受け止めながら後方へ進んで行く」という入試出題英文から得た情報を密かに楽しんでいたのでした。
というわけで,この場所とこの方から受け取っているものもあろうか,ということで,最後にこの写真を。
museun syouyou
Honesty is my policy!
いっすぅぃ~でした。
 

夏休み初日

 皆さま、こんにちは。 大学院生教育コーチのいっすぃ〜です。
巷では、夏休みが始まりましたね:wink: 
うちの子どもたちは先週の金曜日が夏休み初日。 その日は、いろんなことが重なりました。
 息子が中体連の試合: 勝てば次の駒へ/負ければ最後の試合。 「ぜひ勝って。明日は応援に行くから」:heart:
午前の私は、なみちゃんと県の教育センターで小・中・高・特支の先生方を対象にした「11年次研修」。 なみちゃんは、朝早くの電車で三重まで来てくださいました。和気藹々とした実りの多い研修を実現でき、合格点。 午後は、私は大学院の授業でした。
 授業が終わったのが、17時50分。 さて、帰ろうかと支度をしながら、クラスメイトと話をしていました。 その時です。娘から電話が入りました。
「にいちゃんばかぁ〜。 自転車で事故したぁ」
  「どこで?」
  「今、どこにいてるん?」
  「どこの病院?」
びっくりしました。 これまで大きな事故にあっていないのが幸せなだけだったのですよね。 病院に着いたとき、息子は救急のベッドに横になり、意識は朦朧としているようでした。
顔が腫れて。 鎖骨と頭蓋骨を骨折。 脳には今のところは出血なし。 CTを撮りながら様子を観る。 死にはしなくとも、後遺症が残るかもしれない、と考えていました。
 当初の入院予定は1週間。ですが、若いこともあり、出血が頭骨外にあるものの悪くはならないだろう。 ということで3日で退院することができました。
 退院の日、警察署で事情聴取〜刑事さんもあまりにも早い回復にびっくりをしていましたが。
一緒に自転車で走っており、事故を後方から見ていた友人に挨拶〜死んだかもって思ったよって。
中学校にご挨拶〜ベッドの横で妹さんが泣いててねぇ。○○先生も泣いてねぇ。
 よかった、よかった、大事に至らなくって良かった。と多くの人に労ってもらい、やっと【とんでもない事故をした】という実感が湧いてきたようです。 事故前後の記憶がまったく飛んでいることもあり、本人が一番あっけらかんとしていたんです。 
 さて、私の夏休みは私はまだもうちょっと先。 来週には試験というものが待っています:roll: 
皆さんは元気に健康に夏を乗り切ってください:!!:
 Honesty is my policy! いっすぃ〜でした。