全国教育コーチングフェスティバル2009 ありがとう!

引き続き、たび@小山です。

日青協15周年を機に、
「教育コーチング」も一つの節目となる催しを行いました。

24日、東京国際フォーラムにて開催の「全国教育コーチングフェスティバル2009」です。

■教育コーチング実践報告
 当ブログでおなじみの“転石”さんこと、文研学院代表黒澤薫コーチからは、
 生徒たちの感動的な心の成長が、

 スクールIE小平校の中島丈博コーチからは、生徒の成長と自分自身の
 ダイナミックな成長が、

 群馬のTOP進学教室代表森部和行コーチからは、教育的成果と経営的成果が
 紹介されました。

 それぞれに、先生方の愛情と「教育コーチング」がマッチングして生まれた成果。
 素敵です。

null null

 続いて東京国際学園高等部のコーチ先生方は、生徒対応を寸劇仕立てで発表。
 リアルで、先生方の教育コーチングがイキイキしていることに感動。
null

 スペシャルゲストは、ミス日本グランプリ宮田麻里乃さん。
 自分の成長の軌跡や価値観、親御さんの関わり、教育コーチング研修の成果などに
 ついて語ってくれ、会場は一気に華やかに!
null

null

■パネルディスカッション

 パネラーは、
 千々布敏弥先生(国立教育政策研究所総括研究官)
 金子憲勝コーチ(神奈川県教育センター指導主事)
 仲野十和田コーチ(全日本私塾教育ネットワークエリア関東代表・ナカジュク代表)
 吉岡敦子コーチ(吉岡児童教育研究所代表) 

 コーディネーターは森智勝先生(全国学習塾援護会主宰)

 会場からの意見や質問もいただきながら、「親の役割、教師の役割」という大きな
 テーマについて、実に活発な意見が交わされ、熱いディスカッションになりました。
 
 「子どもが夢やビジョンを描く支援」「その達成に向けた支援」
 大人の役割の中で、この部分が今もっとも必要である・・・ステージから放たれた
 熱い思いが会場いっぱいに広がりました。

null null null

null null

気付いてみれば、教育コーチングを全国に紹介し始めて3年半。
教育コーチ養成講座ECTPの受講者は20,000人、講演会・セミナーの受講者も20,000人を超えました。
そうした広がりだけでなく、着実に「教育者の前進」「子どもの目標達成」「子どもの自立」といった教育コーチングの成果が日本全国で日々生まれています。

そうした成果を共有し、讃えあい、学びあう今回のような場を、今後も設けて行きたいです。秋には関西でやりたいな。

これまで出会ってきたたくさんの顔に再開しました。うれしかった!

そして、この催しには、たくさんの方々のご協力をいただきました。
心からお礼を申し上げます。ありがとうございました!

null null

日青協15周年シンポジウム 熱い一日!

たび@小山です。

5月23日、日青協設立15周年シンポジウムが、
東京神保町の日本教育会館にて開催されました。

null

杉並区立和田中学校元校長で、現在大阪府特別顧問(政策アドバイザー)をされている
ご存知藤原和博先生のご講演は、極めて、極めてインパクトがありました。

20世紀の成長社会から21世紀成熟社会へ・。
その変遷に伴って、教育は情報処理力養成から情報編集力養成へと
変革する必要がある・・・事例をふんだんに交えたお話は強烈に説得力が
ありました。

後半は、佐々木会長コーディネートによるパネルディスカッション。
藤原先生、衆議院議員下村博文先生、立命館副総長の本郷真紹先生が
それぞれのお立場から教育の現状と未来について熱く熱く語られました。
異口同音に語られたのは、子どもたちの「自立」を支援する教育の重要性と、
その手法としての「体験」の必要性。
我が国の豊かな未来を創造する教育のあり方が明確に示されました。

null

「教育コーチングは、21世紀を切り拓く教育メソッドである」
・・・それを改めて確信した一日でした。
同時に、もっともっと教育コーチングを教育現場に普及していく必要性を
強く強く感じました。

15歳を迎えた日青協、
ますますパワフルに活動を展開していきます!

第8回 人生航海図in琵琶湖

久々に登場します。たび@小山です。

コーチングで見つける人生航海図セミナー第8回。

二泊三日のプログラムを無事修了し、京都に帰ってきました。

null

東は東京、西は長崎から集まった22歳から56歳までの、18名のメンバーと
5名のスタッフが、
学んで、語って、挑んで、泣いて、笑って、怒って、はしゃいで、感じて、
支えあい、認めあい、高めあい、
ダイナミックに脱皮、前進した3日間でした。

心の中にある、自分らしくあることを邪魔する何か。
それを、仲間のサポートを受けて自分自身の力で取り除いたとき、
最高に輝く笑顔が表れます。それをいっぱいいっぱい見ることができました。

null

人間って、やっぱり素晴らしいです! すごいです!

18名のメンバーは、自分の人生の舵をしっかり握って船出しました。
めちゃめちゃかっこよかった。鳥肌が立ちました。

彼らはミッションに生きる人として、究極の本気で子どもたちや仲間たちと向き合っていきます。

null

18名の最高のメンバーと、4名の熱いスタッフに、ただただ、感謝。ありがとう。
みんな、大好きだあああああぁぁぁぁぁぁ!

null

また会おう!null null null null null

この勢いで、20日は【次世代リーダー育成セミナー】
23日は【日青協15周年記念シンポジウム】
24日は【全国教育コーチングフェスティバル】
がんばります!

一人でもたくさんの方にお目にかかれますように・・・。

広島行

たび@小山です。

広島の鯉城学院様にECTP認定講座、更新講座でお邪魔しました。

null

ご存知の通り、鯉城学院は全国に240ある「教育コーチング認定校」の、
集団指導塾全国第1号。認定校を取得されて3年経過しました。

null

先生方の学びの姿勢は、
入社ホヤホヤの新任先生方から、大ベテランの先生方まで、
真剣そのもの! 笑いあり、涙あり、楽しく充実した2日間でした。

「Being」の探究、何種類もの「体感コーチング」、
桜吹雪の中の「アウトドアコーチング」、「すれ違い承認」のワークなどを通し、
先生方は、コーチング技術の向上はもちろんのこと、
生徒さんへの愛情を倍増され、自分の役割や目標・課題を明確化されました。

null  null

トレーナーをやってて幸せ!ってしみじみ感じた2日間でした。
鯉城学院の皆さん、ありがとうございました!

たび@小山です。

春は面白い。

動き出すものの多い季節。植物も、動物も、虫も、人も。

動き出す人あれば、動かない人もある。

動くこと・動かないことに、良い/悪い、正しい/間違っている、は無い。

問題なのは、そこに意思があるかどうか。

  ・が・・・だから動かざるを得ない
  ・が・・・だから動けない

これは外的コントロールに身を委ねる生き方。
環境次第の生き方。依存、他責の生き方と言っても過言じゃない。

動いて転んだら、あるいは動かなくて沈んだら、何かのせい、誰かのせいにして恨み、悔やむ。
自分は被害者。責任取らなくていい。楽ちん、楽ちん。

  ・が・・・だ。そして、私は動く
  ・が・・・だ。そして、私は動かない 

これは自ら選択する生き方。自分の人生、自分で舵を取る生き方。

動いて転んでも、動かなくて沈んでも、誰のせいにもしない。
すべて自分で創り出した結果。受け入れる。そして次の行動を選択する。

僕の周囲には、動く、動かないを自らきっちり選択した人たちがいる。
かっこいい!素敵だと僕は思う。
僕が関わる人たちにも、その先にいる子どもたちにも、
そんな生き方の素晴らしさを伝えたい。

そのためには、自分がその生き方に徹すること。

こうして書くことも、そこに向かう過程の一つ。

ちいさな一歩・・・おおきな一歩 その2

どんちゃんのブログを受けて、今度は送られる立場から・・・。

昨日3月19日、たびJr.が無事卒園しました。

どんちゃん幼稚園の卒園式とはちょっと空気がちがって、
子どもたちはいつもどおりのハイテンション・・・。
でもちょっと緊張気味かな・・・こいつ以外は・・・。

null

先生や親たちはうるうる・・・。
式終盤の元気な歌声や、お別れの言葉を聴いていると
「このぐうたら親父の息子が、よくぞここまで育ってくれた」
という感動と、
「先生方は本当にゆっくり聴き、じっと待ち、いつもコーチでいてくれたなぁ」
という感謝が、たびさんの中にも湧き上がりました。
「3年前の入園式には、俺の横で、じいちゃんが目を細めてたよな」と
亡き父のことを思い出すと・・・・ううぅ。

式が終わるとたびJr.は園庭で一気に子猿化。

null

スーツ新調したのに・・・。

園庭での最後に「さよな・ら・せんせい・・・」歌ってお別れ。
青空の下、爽やかな旅立ちでした。

null

左から5番目、子猿拡大図。
null
この子の中にも、「わび」とか「さび」とかがきっと眠っている・・・。
必死でそう信じようとするたびさんでした。

準上級(PM級トレーナー)養成講座

たび@小山です。

3月15日・16日、準上級(PM級トレーナー)養成講座を行いました。
九州、中国、近畿、東海、関東の各地から計12名の皆様に参加いただきました。

まずこの人数がうれしい、そして顔ぶれがうれしい、受講者のあり方や姿勢がうれしい
講座でした。

null

ティーチャーとして、コーチとして、主婦として、経営者としてご活躍され、実績を
お持ちの方々です。
教育コーチングトレーナーにならなくても、何の不自由もありません。
でも、「なりたい」のです。
より以上の自分であり、子どもたちや保護者方のより以上に支援者であるために。

本気で人と向き合い、本気でコーチングを学び、本気でおばかさんになってみる
・・・そんな本気の人たちとの二日間は、私にとっても非常に価値ある時間でした。

null

4月5日、検定です。
バージョンアップした12名の皆さんとの再会を思うとワクワクします。

あなたは大きな人だから

たび@小山です。

先週末、ある人と大激突した。

コーチにその体験をメールでシェアした。
レスがきた。

  大激突もいいものです。関係を風通しよくします。
  激突の後をどう始末するのか、ですよね。
  優しい声をかけてあげてくださる様子、
  素晴らしいです。
  貴方は大きな人だから。

これだけ。

「俺、このままでよし」と思えた。

最後の一行・・・やわやわと身体に染み込む。

「とんでもない! 俺はめっちゃちっちゃい人間や。エゴの塊や」

そういう自己話の下に

「そうそう、ほんとのほんとの俺は大きな人なはずだ」

という願いというか、祈りというか、そんなものがあることも感じられた。

俺、このままでよし。そして前に進む。

誰のせい?

たび@小山です。

先日ある教育コーチとこんな話をしました。

「誰かのせいにできたらどんなに楽だろう・・・」

教育コーチングは、自立支援。
そのためには教育コーチは自立した人である必要があります。

 自立⇔他責  自立⇔依存

うまくいかないとき、行き詰ったとき、失敗したとき・・・
誰かのせいにする(=自分が被害者になる)のが他責、依存。
「○○が・・・だからこうなっちまったんだ」
「○○が・・・だからしかたない」
「○○が・・・だから・・・したって無理、ムダ」
こうして嘆いたり、怒鳴ったりするのは簡単だし、楽ちん。めっちゃ楽ちん。

「起こっていることすべて自分が源泉」
これが自立。
少なくとも僕にとっては、自立をめざすのは苦難の道。
修行です。

でも、自立の世界は、自分の人生も自分の周囲の環境も自分が自由に創り出せる世界でもあるわけです。

 自立=自由と自己責任の世界

そこに至るための課題が次々目の前に現れてくれる毎日です。