コーチの立場と視点から(2)

超介です。

 コーチングを学び実践すると、普段の会話も自然と変化しました。まず、最後まで話を聴けるようになりました。以前は、会話中、頭の中に考えが浮かび、それを言いたくて口を挟んだり、自分の考えに誘導したりしていましたが、それを意識してなくすようになりました。傾聴の3要素である 1.相手に集中する 2.判断を脇に置く 3.沈黙を大切にする  をすればこれができるようになります。そして、これらのことが出来るようになると、人の話がよくわかるようになります。そして、話し手に集中しているので、話し手が急に話題を変えたり、こちらの話を遮ったりすることによく気がつくようになりました。

 また、人の話を傾聴すれば、話し手がスッキリして、元気になる様子を繰り返し体験しました。周囲には話を聞いて欲しい人がたくさんいることにも気がつきました。丁寧に傾聴すると話し手は自らの内面と向き合いながら、考えを深めていき、新たな気づきをえたり、気持ちの整理ができて次の行動のエネルギーを獲得されるのです。

 ある程度会話の回数を重ねた人とは、信頼関係が深まり、次第に内に秘めていた想いやら悩みを打ち明けてくれるようになりました。内容を秘守をし、時にはアドバイスをします。特に、気になることについては、私の考えを伝えます。「(話し手のその)相手のそのままを認めれば」と言いたい時もあります。特に「(話し手が)依存しているなあ」と感じることがあり「他人のせいにするのではなく、あなたがどうしたいか、どうするかが大切」と言いたい時がよくありました。

 考えを求められれば、それらを伝えますが、多くの場合は、それは私自身の課題であるように思えるので、一旦脇に置く 場合のほうが多いのです。自分の課題を相手の中に見つけることが多いことを知っているからです。脇に置いて再び相手に集中します。それでもやっぱりそのことが気になる場合は、つまり脇におけない時は伝えます。

 伝えた場合、気がついて「(話し手のその)相手をそのまま認めて」自分の中のこだわりから自由になられる場合もあります。「いやいや、やっぱり認められない」という人もいて、その場合は「認めることができないんだ、それで、どうするの?」と伝えていきます・

 人とはあまり多くを話さない性格でしたが、コーチングを学んでからは会話が自由になりました。

3 thoughts on “コーチの立場と視点から(2)”

  1. 相手の中に、自分の課題を見つけるんですね。
    それを脇に置いて、相手に集中する。
    集中するってそういうことなんですね。
    さすが、超介さん。

  2. そらさん
    自分の関心で世界を見ること、感じることを
    と時に意識したいと思います。

  3. キヨシです。
    話さないといけないと思うと
    なかなか出てこない。
    聞いてみようと思うと
    いろいろと出てくる。
    そんな気もします。

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