花火

かぽねです。
夏の風物詩と言えば、やっぱり「花火」ですよね。
手持ちの花火と打ち上げ花火、同じ花火でもあそこまで
違うのに、同じ名詞を使っているのはちょっと変な気がします。

みなさまはどちらの花火がお好みでしょうか?
私は、どちらかと言えば「打ち上げ花火」が好きです。
近くに行って、地響きを感じるのもよし、少し離れた
家の天井から、スイカを食べ食べ、ゆっくり見るのも大好きです。

以前、新潟県の長岡市の花火が有名だということで、友人宅に
泊めてもらって見物に行ったことがあります。
その年は平成16年。7月に長岡市を含む新潟の一体が浸水に見舞われた年で、
町の人がそれでもなんとか花火大会だけは実施しようと
開催にまでこぎつけたという、思いのこもった花火大会でした。
最初の5分くらいのスタートは、今まで見てきた地元の花火大会のものとは
比べ物にならず、感動というか衝撃というかで、涙らしきものが
頬を伝ったことが思い出されます。

人の感情の琴線に触れるとは、あの事なんだろうなあと思います。
普段の生活や人とのコミュニケーションでは味わえない、何とも不思議で
説明のできない感情の揺れでした。

今年は震災で亡くなられた方の鎮魂という意味をこめて、各地で
花火大会が開催されているようですね。
いつもと同じ花火も見る側の見方で、全く別物になる。
人との接し方、人とのかかわり方もきっと同じなんだろうなあと感じました。

3 thoughts on “花火”

  1. キヨシです。
    私のイメージは
    「見る」なら打ち上げ花火。
    「する」なら手持ち花火。
    どちらも綺麗ですけどね。

  2. 超介です。
    花火は出会いと別れの間が
    一瞬なので儚さを感じます。
    でも、その間が「花」であるので
    そのような生が連想され実りも味わいます。
    どーんとあがって、行く間にどんな絵が始まるのか
    と期待する瞬間、どきどきする瞬間を楽しみたいので
    私は打ち上げ花火を選びます。

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