苦手なことに取り組む方法(その4)

超介です。
英文法が苦手な理由として、英語という科目の特性の理解が不足していたことがありました。ではそれはどうしてそうなっていたか、その理由です。これは塾を運営していると塾生たちの様子からも気づくことです。それは、「たちどまって思考する能力(方法)」の不足です。
様々な原因で、上手く課題がこなせない人は、或いは、時は(もちろん課題がその人にって過剰である場合を除きますが)何故そうなのかを、必要な時間とエネルギーをかけて思考することができない場合が多いように思います。解決方法をいくら論理的に、必要に応じて説明しても途中で思考放棄してしまいやすいのです。そういった作業に耐えられない事が多いです。脳の中に、新たな思考回路を作るためには、エネルギーが必要ですが、それを出すことができない状態です。
その人なりの価値観、思考方法が邪魔をしてそれを妨げます。私の場合の英文法でいえば、英語という言葉の世界についての偏見です。浅い理解しかしていなかった。「覚えればいいんだろう、全部、言葉なんだから」というような、です。数学が苦手な人が、どの公式を使えば良いのか、だけで理解を進めようとするのもその例です。仕事のPDCAサイクルが回らず、DCだけのような状態です。
その時の課題にふさわしいエネルギーが出せない、或いは出す方法が身についていないことをクリアすれば良いのです。そのためには、学ぶ人が、興味を持って、そのことに自然と注意を払える、ストレスのない環境などがあるとクリヤーしやすいです。その方法として、コーチングやらアクティブラーニングも有効です。

One thought on “苦手なことに取り組む方法(その4)”

  1. キヨシです。
    なかなか難しいですね。
    いかにその人の心に火がつくか。
    火をつけられるか。
    それが我々の役割だと思います。

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