苦手なことに取り組む方法(その3)

超介です。
英語が苦手である理由は英語の言語的な特性の理解をせず、まるでAIが言語を翻訳するように学ぼうとしていたからでした。例えば、単語の「意味」を理解しようとせず、和訳を暗記することをしていたのです。一つの英単語の意味と日本語訳が対応するのは専門的な世界では、例えば生物の学術名のようにあり得るのですが、もう少し幅が広い世界で使う言葉においては英語と日本語が一対一対応しているわけではありません。その英語の訳例を通して見えてくるコア的なセンスを身につけるように心がけなければ、英語の学びは深まりも広がりもしません。それは英文法においてもしかり。
でも、面白いことに、AIと違って人間の場合は基本的なトレーニングを繰り返せば、英語の場合でも 他の範疇でも自然とそのコア的な意味を、意識していればですが、把握することができます 。「読書百回意自ずから通ず」というように学びは進化をします。ある臨界点までくれば ぐんと深まるのです。逆に具体例の理解、取得から入らないと意味は取得できないとも言えます。いずれにせよ、そういった構造を知ったり、気づきができるとより物事が「できる」ようになります。
このことは、全てに通じることです。数学を学ぶ際、苦手な人は問題を解く際に、パターンや公式を覚えて、それを機械的に使うことに終始し、その意味を理解する余裕がありません。従って応用的な問題になると単純な公式適用では済まないので対応出来ません。それは、理科でも社会でもあるいはスポーツでも、芸術でも事情は同じです。それぞれの範疇における有用な具体的トレーニングを繰り返し、本質的な意味に迫っていければ学びは深まります。その進化の様子は対象に関わらず、よく似ているので、一流のプロの人たちの発言は、他の人たちの感動をよぶ場合が多いのです。

One thought on “苦手なことに取り組む方法(その3)”

  1. キヨシです。
    最初は完コピでもいいと思います。
    その後、自分で良い方法を探って
    いくことが苦手から好きになれるように
    思います。

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