大仁瑞泉郷

初参加のトレーナー総会

今年は熱海の大仁瑞泉郷の研修センターで開かれました。

二日間の充実したプログラムでしたが、私は初日の途中まで参加しました。

トレーナーのバンブーさんからお聞きしていた大仁瑞泉郷。

とても素晴らしい場所でした:!!:

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熱海駅から車で約20分

バスなど、公共機関はありません。

バンブーさんのテンポの一定した穏やかな口調にすでに癒されながら、山道を登っていきます。

途中、眼下には、海と紅葉のコントラスト。紅葉はちょうど見頃だったようです。

隔絶された環境に身を置くことは、人間社会に疲れた時に、意味があるのだと思いました。

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ディズニーシーとランドを合わせたくらいの広大な敷地には、農場や牧場が広がっていました。

狭い檻に押し込まれるのではなく、だちょうは走り、牛はのんびり暮らしていました。

ウサギも敏捷に逃げてしまい、なかなか抱っこできません。

でも、イキイキと動物が暮らし、人間と共存しているあり方に癒されました。
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そしてクリニックもあります。

船や鳥をイメージし、木材をふんだんに取り入れ、光や景色をとりこんだ空間。

建物に入っただけで、元気になってしまいそう。

季節の花が飾られたり、患者さんへの細やかな愛情が溢れていました。

とくに印象に残ったのが、レントゲンのスクリーンなど無機質な物をカーテンで覆ったりという心づかい。

クリニックに来る方の緊張を少しでも取り除こうという優しさが伝わってきます。

佐久間先生からは、統合医療のお話をお聴きしました。

隔絶された環境ですが、決して閉鎖的な場所ではなく、地域の産業医をされたり、さまざまな支援者の方と連携を図っている姿勢にも共感しました。

地元の方も見に来られるという2階からの眺望、自然の懐で暮らしていることを思い起こさせてくれます。
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クリニックが今テーマとされているのが人々の「生きづらさ」。

大なり小なりみなが抱えている問題かもしれません。

自然とのつながり、人との心のかよったつながりを通して、生きる意欲をとりもどしていくのだと思います。

私も教育コーチングや音楽をとおして、そうした問題の解決に貢献できたらと思いました。

そしてお話の後はお茶室へ。
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端正なお姿がお茶室とマッチするはっぱさん。
お茶の作法について語るなみさん。

心と身体をリセットし、すっきりした状態でトレーナー総会の場所へ。

新年度に向けてのスタートを切りました。

人が心豊かに、自然と共存しながら、お互いに自立し、つながり合う世界に向けて、日々の営みを積み重ねていきます:heart:

2 thoughts on “大仁瑞泉郷”

  1. キヨシさん
    そんな感覚でした。日常の中でも、自然とつながるひとときを持ちたいと思います。
    ぜひまたの機会に。

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