自分で始める(2)

超介です。

周囲に依存しなくなって自分で始めるようになったとき、ではどうするか、と自分で考えます。そうすれば、対象からちょっと離れたり、理由を探したり、目的をつくったりさがしたりしはじめます。そして道が幾つかあることを知り、その中の一つを選択することができるのです。

その時に自由の実感、結果やら未体験への期待感があります。それらが緊張とドキドキ感を与えてくれるのです。これが自分ではじめることが素敵な理由です。緊張感とドキドキ感は以前にも感じたことがありました。その時はそれらを不安と捉えていて、だから、「嫌だな」と考えていました。

期待感と不安感は紙一重です。「ドキドキして、おもしろいやろう。」と言葉で背中を押してもらえた時、分かる程度の差です。自立するという意識の高まりがその人のうちにあって、本で読んだり、誰かから言ってもらうとかして、何かから、そんな意味合いの言葉でつついてもらう時、殻が割れて自立が孵化するのかもしれません。卒琢同機です。

私の場合、まず意識の高まりは、それまでの体験の積み重ねが与えてくれているように思います。数年前のことです。家庭も仕事もうまくいかなくなって、途方にくれたとき、何かできる前向きのこととしてはじめた学び、それは深夜営業の古書店の徘徊、深夜喫茶での読書でした。また、体の調子が最悪になってたくさんの病院通いでもダメで、自分で体質改善しよう、食事制限は自分でできる、それではじめたダイエット。とにかくやってみよう、それから考えようとしていました。

そのままにするか、何かするかの選択でしかなかったです。追い込まれないと始まりませんでしたが、それでも一歩踏み出すと、しばらくは続きます。その繰り返しをしているうちに、少し工夫も生まれて、自分への信頼を少しづつ高めてくれました。

そうして、できるかもしれない、と可能性になんとなく気がついたとき、周囲から言葉を拾ったり、人からアドバイスをいただいたりして一歩を踏み出すことができています。さらに進化し、多様な道から選べて、自由に踏み出せるようになります。

コーチングを学んでやってきたことを自身でも追体験し、繰り返しているような気がします。そしてこれは、私の仕事においてこれからも大切で有効なものなのです。

2 thoughts on “自分で始める(2)”

  1. キヨシさん
    ドキドキを不安とするか
    期待とするか
    態度一つの感じです。
    期待感でやってけば
    だんだん楽しめるように世界が広がるのかも?

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