出会い(その5:演じて出会うこと)

 
 超介です。カウンセリングを扱う2時間ほどのセミナーに参加してきました。

 ロールプレイをしてきました。いくつかのモデルをトレーナーが解説され、その後あるパターンを選び演じます。これまで、こういったときには、演じやすいのは「素の自分」に近いモデルであるのでそのように選択していました。それはそれで、普段の自分を振り返ることができて気づきもあるのですが、トレーナーの意図はそこにはありませんでした。

 つまり、「自分からもっとも遠いモデルをプレイせよ」というのです。

 それで、自分と違うモデルを選び演じてみました。

 なんと、演じているうちにその気になってしまい、話す内容が正しいと感じ始めたのです。そのこと全体会で発表するとトレーナーは「たとえば、あなたはそのように考えている時期があり、それがいつの間にかさまざまな状況のなかで変化したのでは、そのような状況がぱっかり割れて中身が飛び出したのでは」と話され私は、大きくうなずきました。

 それから、もうひとつ理解できたことは、「演じることによりそのタイプの人がなぜそのように行動するかがわかる」、ということです。演じていると、そのように話す人の基本的な考え方が理解できるからです。あるタイプの人を演じるためには試行錯誤して、そのような人の話し方を思いつかなければならないので、必然そのタイプの人の基本的な思考を見つけないといけないのです。もちろん理解の到達度は浅いこともあるとは思いますが、でもより近づける方法(より共感できる方法)だと思いました。

 ある人の行動をモノマネすることからの学び(共感に近づく方法)がありそうです。
 

3 thoughts on “出会い(その5:演じて出会うこと)”

  1. そら@内藤です。
    本からも体験からも
    いろいろな学びをされている
    超介さんですね。
    さすがです。

  2. キヨシです。
    何でもまねをすることから始まりますよね。
    そうなりたい気持ちも生まれますね。

  3. りんです。
    先日、地域の子供会で、
    「大きなかぶ」の劇をしました。
    おじいさん役をやりました。
    おだやかなで、陽気になりましたよ。

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