受験生の気持ち

教育コーチのおかです。

センター試験まであと30日です。
毎日、長時間熱心に勉強に取り組んでいる生徒が大半です。
でも、どこか燃えていない生徒がいます。
聞いてみると、その気持ちは『不安』の一言

このままで良いのか、このやり方で良いのか、うまく行くだろうか・・・
『不安』な気持ちをそのまま受け止めました。
すると重かった口から、少しずつ気持ちがほどけてきた。

・・・・・

人間、「今はやるしかないだろ」というときでも
いろいろと余計な考えが浮かんでは消える。
「余計な考え」とは言っても、本人にとっては真剣そのもので
けっして「余計」ではないのだ。

でも、そんな自分の状態に気付かないでいる。

スポーツの試合中、ボールを目で追いかけ打つとき
その瞬間は夢中だ。そして、選択の結果がボールの行方となる。
同じように、試験の前はいろいろ悩み考えるが、試験の最中は全力・夢中だ。

受験直前の今、やることは決まっている。
行動あるのみ。
そんな時期に、『不安』な気持ちがいろいろな考えを呼び込んでいる。
最高の行動を決めたら、後はやるのみ。

そんなことを答えに出して、少しすっきりした様子で帰っていった。
「考えるな」と言っても、考えてしまうんですよね。

3 thoughts on “受験生の気持ち”

  1. 教育コーチのGUTS!です。
    「人それぞれ」で受験期の心境は過敏で複雑です。
    こんな時こそ、我々教育コーチの出番ですね。
    私は先日、不安の塊のような子に言いました。
    「・・・本気で、不安になってみな、
      不安を感じてるひま(時間)ってないよ・・・」
    その子には効きましたね。

  2. 教育コーチのキヨシです。
    「不安」になったり、「ワクワク」したり。
    それに向かって親権に取り組んでいるからこそ
    味わうことなんでしょうね。
    一緒に考えてあげたいですね。

  3. そら@内藤です。
    「不安になっちゃいけない」
    「不安になっちゃいけない」は
    「不安になれ」「もっと不安を感じろ」に
     なっちゃうんですね。
     
     不安を口にして、不安に光を当てて
     軽くなって行くんだなあと
     教えられました。

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