学習する習慣について

数日前に、朝9:40・夕方の4:15まで ある資格の更新講習がありました。5年毎の講習、今回が初めての更新でした。弁護士等の法律関係者が講師を務めました。3冊合計で1000ページほどもあるテキストをあちこち飛び回りながら、早口で講義が進んでいきます。受講者のレベルを想定していて、授業の構想を考えてこられている(らしい)人はやはり判りやすい講義をされます。そういう人の授業は構造化されていて、なるほどと思わせてくれるのです。聴きがいがある講義です。

    【授業といえば、最近ハーバード大学の公開講義で「ジャスティス」
    だったかな、それを胆石手術入院中にテレビでみました。これは受
    講者同士での意見交換もあったりして、大変面白かったのです。
    術後の傷の痛みを少し和らげてくれました。】

参加するだけで更新資格を得られるので、120名ほどの受講生の中には居眠りする人もいます。私は受講料(2万円弱)がもったいないので、最後まで集中して聴講し、デジタル録音機に全部記録を取りました。(時間がある時に、聞きなおして内容をしゃぶりつくそうと・・・、強欲な!)

 私の強みに「学習欲」があります。私自身の中では34項目中、上位から数えて4番目の強み(才能)です。(詳細は「さあ、才能に目覚めよう」を参照ください。)学ぶこと、そのものが楽しめる、これが「学習欲」の正体。いつの間にか、変化を遂げている自分に気がついてうれしくなります。

 本を読むことにあこがれ、お金があれば書籍をたくさん買い込んだのは大学生になってから、でもずーと積読で、30代中ごろまでそのまま。それまでは意欲はあれど、多くは読めませんでした。時間はたくさんあったはずなのに、読書はできませんでした。(邪魔するものがありました。それが何であったかは、またどこかで書いてみたいと思います。)それが30代の中ごろから変わりはじめました。そして50歳近くになって加速したのです。記録も取り始め、この5年間では800冊余り読みました。(Gさんほどではないですが、私にとっては大進化!)

    【時に「学習欲」は厄介なものです。たとえば、幅広く興味を持
    ち過ぎます。さまざまな範疇に興味を持ち、散漫になりやすい
    のです。(それで、いまだに何者でもない自分!) それから、
    つらい体験も「学ぶ」機会と考えてしまいやすい、はまり込んだ
     環境から抜け出しにくいような・・・、健全でないような・・・・。】

 『学習欲』に気がついたのはつい最近です。それで私の行動がさらによく自己 理解できました。

2 thoughts on “学習する習慣について”

  1. キヨシです。
    大人になってから、子どもの頃に言われた
    「一生勉強」
    という言葉が、しみじみとわかりました。
    それは、教科学習だけではなく、さまざまな
    ものがあることもわかります。

  2. ◯学びたいという気持ちはありますが、
     超介さんのように実行できない私です。
     学ぶというつきあげるような思いが
     超介さんにはあるんだろうなぁ。
     頭が下がります。

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