「ゲーム」をやめて「名人」をめざそう!!

「教育コーチング」の名人をめざす超介です。

元商社マンであった人と出会い、話しているうちに体験談になりました。ヨーロッパ、アジアの国々からアパレルの買い付けを担当していたとのこと。彼の経験に興味をおぼえ、いくつか質問しました。「海外の製品を買い付け、国内で販売するためには、日本人の好みを考えて商品の買い付けをするのが大切でしょうね。」とか。すると「フランスではボタンは付けてある程度で、すぐ取れてもみんな気にもしないですよ。」とか、日本文化とある国のそれとの違いについて色々と話をしてくれます。

彼は次に不動産(住宅)の販売に関わったそうです。「これがね、ポイントを知っていると、本当に面白いほどうまく契約が取れるのですよ、それはね・・・・。」「読めるようになったんです、世の中がね。」と教えてくれました。それができるようになるまでの過程は聞きそびれてしまいました。次に聴こうと思っています。住宅販売の「名人」の彼に、どのようにしてそうなれたのかを。

「ゲーム」をしないこと、私はこのことを教育コーチングの研修で学びました。新しい能力を身に付けたり、新しい仕事をはじめるときに、「邪魔するもの」が頭をもたげてきて「わたしにはできない」とか「私の仕事ではない」とか、自身の心の中で「ゲーム」がはじまることがあります。これをきちんとコントロールするのです。

格調高い漢文調の日本語で文をつづる作家の「中島敦」の「名人伝」(弓の名人)を読んだことがありますか?小説の中ではほとんど不可能かと思われるレベルの五感の力が、訓練により引き出されていきます。私は「名人伝」を読み進むうち、ひょっとしたらこういうことも可能かもしれない、と思わず引き込まれていきました。そして主人公は厳しい鍛錬を重ね、ついには弓を使うことも忘れた名人になります。

私もまったく「教育コーチング」のことを忘れた人になりたいと思います。身体の一部になっていて、無意識に使え、自由自在。

「ゲーム」をやめること、これが少しずつできるようになれば、自分がやりたいこと,或いはできることがあることに気がつきました。社内で研修をやりましたが、受講者の様子からもそのコトに気がつきました。

 「ゲーム」をやめて「名人」をめざそう!!!  

One thought on “「ゲーム」をやめて「名人」をめざそう!!”

  1. キヨシです。
    「ゲーム」をやめて「名人」をめざそう。
    そうですね。無意識に身体にしみついている。
    目指す姿ですね。  

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