『無意識』への教育

島根の おかです
 
私が物心ついた頃から
自宅の居間の天井に近い壁にB4大の紙が2・3枚貼ってありました。

その一つには筆で次のように書いてありました
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
『現状維持は後退』
        おか
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
もちろん幼い頃は全く何のことか分かっていませんでした。
小学生の低学年の頃、その意味を聞いた記憶があります。
その説明はとても簡単なものだったと思います。
それ以来、そのことに触れることは全くありませんでした。
 
でも、高校・大学と年をとり、成長していくにつれて
いつの日からか、折に触れて心のどこからか聞こえてくるんです。
『現状維持は後退』  おか 
という言葉が・・・。
 
就職の時には、気がつくと自分の信条として語り
そうでありたいと思っている自分がいました。
ある時には、自分はいつもそう思っている、とも・・・。
 
親から押し付けられた気も無く
ただ、日々目に触れていただけの言葉。
それが今も強く、深く自分の心の中に焼きついています。
 
「教育コーチング」を学ぶなかで
潜在意識(無意識)への語りかけの大切さを感じます。
どうにかして無意識に教育できないものかと考えることがあります。

そんな自分の経験から
親にはそれができるんだな、って思います。
 
子どもは、プラスにもマイナスにも
親の言ったとおりになるものかもしれません。

『いい子だね』といえばいい子に
『ダメな子だ』といえばダメな子に
子どもは育つんですね。

      

2 thoughts on “『無意識』への教育”

  1. 超介です。
    その様にして無意識に働きかけるような
    構造、仕組みがあればできることがひろがる
    のですね。
    親の在り方が子どもに影響を与えるのも、同じで
    、よく考えれば家庭でも、学校でも、社会でも
    同じように人のあり方が、人の可能性に影響を
    与えるのですね。

  2. キヨシです。
    読ませていただいて、何度もうなずきました。
    子どもは私たちの何気ない一言で
    元気・勇気・やる気が生まれたり、
    私たちの何気ない一言で
    不快・不信・否定を生むことがあります。
    ちょっとしたことでも、相手は憶えているものです。
    私たちが子どもの時にそうであったように・・・。

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