小さなコーチングの積み重ねが・・8

○教育コーチングでトランスフォーム中の「そら@内藤」です。

○さて、A君の続きです。
 今日、A君の学級の授業へ行きました。

 まず、全員に聞いてみました。
 私 「今日、家庭学習出してない人はいますか?」
 生徒「はい」(なんと8名ほどが元気よく手を挙げます)
 私 (エッ?! いつも提出率のいい学級なのに・・)
   
 そして、その中にA君もいます。
 なんだよ、やっぱり3日坊主かよ・・という
 判断が一瞬浮かんできます。
 あわせて、このクラスたるんでるのか?という
 決めつけも湧いてきます。
 しかし、そうした判断は脇に置いておいて。

 私 「へえ、出せなかったんだ。どうしたの?」
 生徒「昨日、プリントが配られなませんでした」
 私 「ああ、プリントが配られなかったんだ」
   「じゃあ、出した人はどうしたの?」
 B 「僕は、コピーしてやってきた」
 C 「わたしは、余っていたのを使いました」
 私 「おお、コピーしたり、余ったのをさがしたんだ」

 もしかしたら、やってこなかったことを
 責めることになりかねなかった場面でしたが、
 結局、君たちはすごいなあと言う話しになっていました。
 
 午後の学活で、係がちゃんとプリントを配っていました。
 係だってちゃんと責任を感じていることが伝わってきました。

 

2 thoughts on “小さなコーチングの積み重ねが・・8”

  1. キヨシです。
    続・続編ですね。
    私たちの思い込み・判断にありそうな例ですね。
    やった子はすごいなぁ・・・。

  2. 超介です。
    クラスが単なる人の集まりでなく、
    何かを共有している
    チームに変貌しつつあるのですね。
    一人のリーダーの想いが根を下ろし
    場が変わっていく。
    そこに所属している人たちがお互いにエネルギー
    をもらい生きていく場に変わっていく。
    学校でも、職場でもそんな場づくりができれば
    そこで生きる人の考えも進化し、
    そして世界観が変わるんですね。
    まさに教育コーチングの仕事!
    世界が進化する!!

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