保護者面談より(その3)

教育コーチングにより親子への理解を深めている超介です。

入塾して2ヶ月ほどの中3生です。教室での学習の様子を見ていて、こんなにきちんとできるのに、どうしてテストはこんなに結果が悪いのだろうか?私はそのような疑問を持っていました。そのお子さんのお母さんと面談しました。疑問をストレートにぶつけます。

お母さんは悪いテスト結果がずーと続いるからか、私の疑問に対しては(成績が悪いのは)あたりまえのようにお話されます。そこで色々と質問をさせてもらいました。(よく言えば)“友達のような感覚”です、お互いにいいたいことを言い合っています、とのこと。それで、状況の質問を色々と行いその後「では、どんなお子さんになってほしいとお考えですか?」と質問します。状況から少し抽象度を高めて、「素敵な未来」を考えてもらおう、と思ったからです。

なかなか答えにくい質問であったようで、「普通の子」「特には・・、考えたことはありません。」と。それで、しばらく期間をかけてこのことを追っかけていこうと思いました。(別の日に、何かの機会に再度話してみるのです。)お母さんの意識の中にこの質問を持って欲しいと思ったからです。

その子を取り巻く状況が変わるために何が必要でしょうか?私は2年半前の神戸での「子育ちセミナー」で次のコトバ教えてもらいました。(このときが教育コーチングとの出会いでした。)
               「過去と他人は変えられない」
このコトバの後ろには「未来と私は変えることができる」という意味が控えていて、そこにこだわっているのです。「未来に向けての素敵な質問」を掛け合うことが出来る親子の関係つくりを支援していくのです。

保護者面談より(その2)

教育コーチングによる面談を味わっている超介です。

これも、中3生の女子Bさんのお母さんとの面談での話です。今は明るくて、よく話をしてくれますが、最初はそうでもなかったのです。気になっていたことは自己否定的な発言が多かったことでした。

 そこで、そのことをお母さんにお話しました。するとお母さんもそのことに気がつかれ、家庭での話し方をかえるように決められたのです。その直後、彼女からは否定的な言葉が劇的に減少し始めました。そのことを?笋砲討?知らせすると、お母さんは心から喜ばれていました。それから数か月後の面談でした。様子を伺うと、以前と比べてずいぶんと彼女から学校のこと、塾のことをよく話してくれるようになったとのこと。

 お母さん、お子さんとの距離が以前より近づき、より心が開けてきたように感じたので、それで次の話を進めることにしました。教室での学習が、学習ではなくて作業が多いこと、手先の仕事になっていて頭に情報の入る割合が少ないことについてです。「抽象に耐えること」が苦手なのです。それで、学習の実感がつかめていないので、たのしくなく(たぶん)集中が持続しにくいのではないか、といったことです。

 頭の中に情報が入るように目を閉じて考えたり、問題から目を離してその意味を把握すれば、問題が解けるので、頭の回路は十分働いてます。課題は情報をどのように脳の回路に入れるか、です。お母さんは「この子は頭がとことん悪い」と考えていらっしゃったようです。でも、そうではなくって、脳内回路の使い方がまずいだけなのです。

それで、そのためには比喩的ですが、「立ち止まって考える」ことが出来るようにすればよい、つまりなすべきこと(目標)がきちんと意識できるようにしましょう、我慢が出来るように・・・・・・・・・・・。
具体的には・・・・・。というような話をしました。

お母さんから話をうかがっていると、お子さんの長所がたくさん見えてきます。面談にてお母さんと一緒にお子さんについて考えるとどんどん理解が深まり、感動するのです。

11月です。

○そら@内藤です。

 信州では、低いところでも紅葉が綺麗になってきました。
 でも、今年は夏の暑さがたりなかったのか
 あまり綺麗な色が出ていないようです。

 昨日は、辰野町にある横川峡というところへ
 行ってみました。
 
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 温かな1日でした。
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