暴言・体罰のない長野県の部活動を目指して

 「何のために部活動指導をしていますか」を一緒に考えることが、私のテーマでした。
 結果を出すため、努力することを学ぶため、感謝する心を育てるため、仲間の素晴らしさを体感するため、限界を超える自分を発見するため・・・。
 これら全てが価値のある「何のため」だと思います。
DSC05680 トリミング しかし、部活動をキャリア教育の視点からとらえると、「自立した人間」を育むことが目的になります。
 長野県の教育がめざす人間像は「知・徳・体が調和し、社会的に自立した人間」です。
 自立を育むためには、「本来子どもは限りない可能性を秘めており、常に学びたいという欲求をもつ存在であるという子ども観」を揺るがずに持つことが大切です。
この子ども観を腹に据えれば、「強要したり、脅したり、褒美でつったり、暴言で従わせたりする」指導はありえません。
 教育コーチングは、「人は育とうとする生き物」「人は自分の中に答えを持っている」「人はそれぞれ」を信念として、「傾聴」「質問」「承認」で関わることを勧めています。
 長野県の部活動をリードする先生方と学び合えた時間は、とても熱く、力強く、楽しく、頼もしいものでした。
 県スポーツ課指導主事のK先生、Y先生ありがとうございました。

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