語学検定日本実施
委員会
語学検定日本実施委員会

HSKを通じて学び
将来に活かす
~学習から留学・就職
までサポート~

事業目的

HSK試験実施を通じて日青協のミッション架橋力(国際交流)を実践し促進する

事業内容
  • 中国政府教育部主催、中国語検定試験HSKの実施と普及を行う。
  • 試験は公開会場で年10回、準会場にて12回と企業会場のリクエストに応じ実施を予定する。
  • 受験者獲得のため、引き続きWeb媒体を中心としたプロモーション活動、大学・企業に対する営業活動を実施するとともに、効率的な試験運営を実施する。
  • 漢考国際(中国教育部下部組織)から依頼事業を実施する。(中文学習センターを軸として、YCT事業 JICT事業 その他)

当委員会の最新トピックス

前年度の活動報告

HSK STUDYで中国語を学び、日本全国でHSK試験が受けられ、奨学金を貰い中国留学に行き、HSKフェアで中国語を活かした就職を目指す。語学検定日本実施委員会ではこのすべてを提供しています。

HSK受験地41都道府県へ拡大

HSKとは「漢語水平考試 (Hanyu ShuipingKaoshi) の略称で、中国政府教育部 (日本の文部科学省に相当) が認定し、中国中外語言交流合作中心が主催する中国語の語学検定試験です。HSKは全世界163の国と地域で実施されており、日本でも世界でも最も受験生が多い中国語検定です。2023年、日本国内での受験者数は32,477名となりました。2023年も新たな地域(都道府県)での開催地を開拓し、既存の33都市に加え、全国9県、青森・山形・福島・鳥取・島根・香川・徳島・高知・宮崎での試験開催を実現しました。

第8回HSK 中国留学・就職フェア2023開催

HSK中国留学・就職フェアは、HSK受験者・中国語学習者に向けた「中国留学」と「中国語を活かした就職」の実現をサポートする情報提供イベントです。2023年は、大正大学(東京都)にて開催されました。2019年以来、4年ぶりのリアル開催です。27の大学と20の企業が出展、さらにセミナー・ミニセミナーをあわせて9講演が実施されました。同会場で実施されたHSK試験とあわせて2,000名を超える来場者となり、過去最高の参加者数を記録しました。

就職ブースの様子

HSK STUDY講師によるミニレッスン開催

『日本と世界で一番受けられている中国語検定』が運営するオンライン中国語教室HSKSTUDYが2022年10月より始まりました。
HSK受験者の中国語学習・HSK合格のサポートを目的とするHSK STUDYを多くの方に知っていただくために、HSK試験会場に来られた受験生を対象に「発音診断」や「ミニレッスン」を行いました。各内容は、HSK STUDYの講師を務める2名の講師が対面で行います。

【発音診断】日本人学習者の特徴として、読解は得意だが発音や会話に苦手意識を持つ傾向があることから、参加者ひとりひとりの発音を診断し、得意な発音や苦手な発音を丁寧にフィードバックしていきます。さらに普段の学習にも繋がるようなポイントもお伝えしました。

【ミニレッスン】日本人が間違えやすい文法事項や語彙・成語の解説、さらには過去問を用いたHSK6級の要約対策など、多くの受験者に需要のあるポイントをレッスンの内容に選定しました。発音診断およびミニレッスンは、2023年4月より定期的に開催し、2023年度では約大学(東京都)にて開催されました。2019年以来、4年ぶりのリアル開催です。27の大学と20の企業が出展、さらにセミナー・ミニセミナーをあわせて9講演が実施されました。同会場で実施されたHSK試験とあわせて2,000名を超える来場者となり、過去最高の参加者数を記録しました。500名の受験生にご参加いただきました。2023年度は、個別授業(44名) ・集団対策授業 (103名) 延べ147名の方にHSK STUDYで学んでいただきました。実際にHSK STUDYの講師と対面できたことで、授業の様子が具体的にイメージでき安心して入会することができたとのお声もいただきました。今後もHSK STUDYはHSKを通じて中国語学習者に学習の場を提供し続けます。

監督官

HSK試験は現在約2,300名の監督官の登録があります。HSKでは公平な試験の実施のため、監督官は初回に対面の新人研修(HSK監督官としての心得や実際のマニュアルを用いた試験当日の流れを習得する研修)へ参加し、さらに試験前に開催されるオンラインの事前研修(注意事項や試験ルールの最終確認の研修)を経て、試験当日を迎えます。ここからステップアップすると『監督官国際認定試験』があります。

この試験は、試験監督を3回務め、監督官として必要な知識・ 技能を取得した方が受験することができます。合格すると世界認定(B級)が送られ、さらに一定の経験を積んだ監督官が受験することができる国際認定(A級)試験があります。監督官の皆様のご協力のもと、毎月安定した試験運営を行うことができていることへの感謝をこの場をお借りし申し上げます。

ありがとうございます。また今年度も新人研修を開催し、新たに95名の監督官を迎えました。

今後も受験者に向けた受験機会の提供はもちろん、監督官ひとりひとりが成長し続けられる場であるよう、引き続き委員会一同一丸となって取り組んでまいります。

CTCSOL

『国際中文教師資格認定試験 (CTCSOL) 』は、中外語言交流合作センターが主催する標準化された試験です。この試験には、一般版と現地版の2種類があり、『国際漢語教師標準』に基づいて、漢語教育の基礎、漢語教育の方法、教育組織と授業の管理、中国文化と異文化間のコミュニケーション、職業倫理と専門発展の5つの基準能力を考査し、受験者が国際中文教師としての能力を持っているかどうかを評価します。

2023年は筆記試験・面接試験が各2回ずつ開催され、135名の受験生が受験しました。試験運営を通じて中国語教師の育成にも注力し、来年度も引き続き開催を行ってまいります。

HSK拡大に向けた取り組み

HSK試験の受験地拡大にあたり、試験運営の他、全国の教育機関(主に大学や中国語教育の実施のある高校)とのつながりを持たせていただき、教員や学生に向けたHSKを知っていただくための情報提供にも力を注いでいます。なかでも学生向けHSK説明会の開催は、試験内容や受験要項のみならず、HSKを活かした中国留学や就職についても自分事として学生がイメージしやすいよう実際の体験談や事例を用いてお伝えしています。またHSKの学習法については、中国語教育を専門とするHSK認定校の講師をお招きし、参加学生の学習進度に合わせた説明をお話いただきます。(HSK認定校はHSK日本実施委員会が定めるHSK各級に準じたカリキュラムの中国語講座を設置している語学学校)

HSK説明会は、各学校のご要望にあわせて1年を通していつでも開催が可能です。教員から学生へ向けて検定を受けることをおすすめするより、実際に試験運営団体が学生に向けた案内をすることでまた別の視点で検定について向き合う機会となり大変好評です。今後も全国の教育機関や中国語学習者へお届けできるよう活動を引き続き継続してまいります。

委員会メンバー

  • 委員長増澤 空

  • 委員長代行山岡 啓一朗

委員の名前一覧

事務局長
本田 恵三
委員
荒井 裕司、木村 吉宏、小木曽 正浩、加藤 麻由美、平石 明、林 隆樹、梶浦 真平、加賀 教文、根立 京佑、ジン リリ、楊 悦、飯田 貴文、奥富 真央、李 国寧
リンク
監督官一覧

今年度の活動計画

事業目的

HSK試験実施を通じて日青協のミッション架橋力(国際交流)を実践し促進する。

基本方針
  • 中国政府教育部主催、中国語検定試験HSKの実施と普及を行う。
  • 試験は公開会場で年10回、準会場にて12回と企業会場のリクエストに応じ実施を予定する。
  • 受験者獲得のため、引き続きWeb媒体を中心としたプロモーション活動、大学・企業に対する営業活動を実施するとともに、効率的な試験運営を実施する。
  • 漢考国際(中国教育部下部組織)からの委託事業を実施する。
事業内容
  1. HSK日本事務局事業
  2. HSK奨学金キャンプ、オンライン留学・中国留学事業支援
  3. HSK関連書籍販売
  4. 留学・就職フェア
  5. 認定校支援中文学習センターなど漢考国際委託事業
  6. YCT日本事務局事業

今後の主な予定

開催日 イベント内容 開催地
2024年8月18日(日) HSK試験 全国主要10都市
2024年9月8日(日) HSK試験/YCT試験 全国主要17都市/東京
2024年10月19日(土) HSK試験 東京
2024年10月19日(土) HSK中国留学就職フェア 東京
2024年10月20日(日) HSK試験/YCT試験 大阪・愛知

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