イベントの実績全国に広がる教育コーチングネットワーク

平成24年度教育相談・教育コミュニケーション実技研修会

開催日時: 平成24年9月27日(木)10:00~28日(金)17:00
実施会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター
主  催: 社団法人日本青少年育成協会
後  援: 全国教育研究所連盟、民間教育研究所連盟

アクティブなコーチング型教育相談で、クライアントの閉塞状態を突破しよう!

教育相談の基本は「傾聴」。徹底した傾聴は、クライアント(相談者)の安心感を引き出し、心の扉を開きます。
しかし、「傾聴だけでは、クライアントの話がグルグル回って進展しない」「傾聴で、クライアントはある程度答えにたどりつくが、実際の行動が起こらない」といった行き詰まりを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当研修では、クライアントの閉塞状態に風穴を開けるアクティブなコーチング型コミュニケーションをトレーニングします。
机上で練り上げられた理論ではなく、現場の第一線で徹底的に試行錯誤され、培われてきたコミュニケーションのあり方(Being)とやり方(Doing)をお伝えするプログラムをラインナップしました。安全な場で、楽しく、真剣に、そしてパワフルに実践トレーニングを積み、大切な生徒・保護者・教員の問題解決・目標達成・自立に貢献する教育相談を実現しましょう。

記念講演

“意図的協働”が生み出す真の信頼関係とクライアントの前進~被災地支援の現場から~

プロコーチ 平川徳好氏
CTIジャパンリーダー/ICF認定プロフェッショナルコーチ(PCC&CPCC)

精神疾患の本人・家族に何が必要か~地域医療の現場から~

佐久間哲也氏
医師(内科・心療内科・精神科)/エムオーエー奥熱海クリニック院長

課題別ワールドカフェ

心をオープンにして安全に発言・傾聴しあう「カフェ的空間」で、課題に対する思いやアイデアを創発し、自由なコミュニケーションネットワークを構築する新しいスタイルのディスカッション。(3つの分科会から1つ選択参加)

コミュニケーション基礎講座

あらゆる局面でコミュニケーションの柱となる「傾聴・質問・承認」、さらには「リクエスト・提案」を教育コーチング理論に基づいて理解・トレーニング。クライアントを「感じ取る」能力の活性化を図る。 (3つの分科会、同一内容で実施)

ワークショップ

明日からの教育相談に生きる信頼の構築方法、教育コミュニケーションの知識、あり方、技術をロールプレイング、コーチングセッションなどのアクティビティを通して習得する。(5つの分科会から2つ選択参加)

A:発達障害
安部雅昭 特別支援教育士資格認定協会認定特別支援教育士/星槎大学講師
発達障害に起因する“困り感”の中にある児童・生徒・保護者への関わりを“心理的疑似体験プログラム”を通して習得します。

B:個性認識学
斎藤悦子 日本ライフキャリア協会認定個性認識学講師
個性認識テクノロジーで、自分の「聴き方」を知り、相手の個性を本質から知ることにより、コミュニケーションのトランスフォームを図ります。

C:教育カウンセリング
内藤睦夫 日本教育カウンセラー協会認定上級教育カウンセラー/スクールカウンセリング推進協議会認定ガイダンスカウンセラー
生徒の自立を育むために「育てるカウンセリング」の理論や方法を実践的に生かす方法や可能性を探ります。

D:体感コーチング
峯下隆志 日本青少年育成協会認定上級教育コーチ・A級教育コーチングトレーナー
「頭と頭のコーチング」では引き出しきれない本当の答えを「心と心のコーチング」で引き出す「体感コーチング」を習得します。

E:FBEコーチング
小山英樹 日本青少年育成協会認定マスター教育コーチ・S級教育コーチングトレーナー
自らの感情に支配されたクライアントとまっすぐに向き合い、心の下層部に果敢にアクセスする「FBEコーチング」をマスターします。