木保 佳鷹氏(文部科学省 大学振興課大学改革推進室勤務)

私は、2009年〜2010年の期間で、米国ワシントン州に留学をした、木俣佳鷹と申します。
現在は、文部科学省大学振興課大学改革推進室に勤務しております。私にとって10年前の留学は、どのような意味があった
のか、振り返ると、「自分創造?」を開始するきっかけになった経験だと思います。

留学に行く生徒は、何事にも積極的で自信があり、自分とは縁のない世界だと思っていました。
しかし、たまたま留学の説明会に参加し、イキイキと経験談を話している先輩をみて、本能的に絶対に留学にい
きたいと思い、応募しました。

留学期間中、異文化での生活になかなか慣れず、苦しい思いもしましたが、自分で決めたことだから、絶対に留
学を成功させたいとがむしゃらに努力をし、なんとか自分の満足のいく形で留学を終えることができました。
当時の自分にとって、海外で高校生活を送ることは、想像もできなかったにも関わらず、出来ないことを一つ一
つ出来ることにすることで、気づけば成績もほとんどA+をいただくことができました(学生生活で最も成績がよ
かったです。)。

前向きに努力をすれば、その先で新しい自分と出会うことができ、その積み重ねが、人生において真の喜びにな
るんだと気づくことができました。文部科学行政を通じて、日本の未来に貢献できる人間になれるよう、引き続
き努力を続けていきたいと思います。

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