2022 かけはしvol.15
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教育環境向上委員会日青協コメント 2021年度は90,000円を寄付いたしました。日青協コメント 2021年度は90,000円とiPad30台を寄付いたしました。代表理事:今井悠介・奥野慧 URL:https://cfc.or.jp/about_cfc/チャンス・フォー・チルドレン(以下、CFC)は、家庭の経済格差による子どもの教育格差を解消するために活動している団体です。CFCは寄付金を原資に、生活困窮世帯の小・中・高校生に対し、学習塾や習い事等で利用可能な「スタディクーポン」を提供しています(一人あたり年額15~30万円)。コロナ禍で生活困窮世帯は家計の厳しさを増しており、今年度も定員を上回る子どもたちから支援の応募が寄せられているため、この度のご支援を大変ありがたく感じています。家庭の経済状況によって子どもたちの学びの機会が奪われないよう、引き続き全力で子どもたちをサポートしてまいります。JapanChildren'sHomeFoundation(通称:JCF) 2008年12月1日設立理事長:江原均 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3-4-62F※2022年度は585,000円寄付済※2022年度は585,000円寄付済©NatsukiYasuda/DialogueforPeople児童養護施設では入所期間が法で定められており、18歳を迎えると施設を退所しなくてはなりません。長らく施設に務めると卒園した子ども達から相談を受けます。「仕事を辞めた」「家賃が払えない」「消費者金融にお金を借りてしまった」など、お金にまつわる相談が特に多いのです。何とかしてあげたいと強く思うのですが、自分自身の生活の問題や卒園と同時に入所する子どもの対応に追われてしまい、子ども達を支えられていないのが実態です。卒園する時こそが支援の必要な時です。それにはみなさまの支援が必要です。また、職員は皆、自分の子どもの様に、養育、教育します。自分が育ててきた児童が頼ってきたら本気で助けてあげたいと思うのが普通です。どんなに失敗しても助けてあげたくなるのが親であり、私達職員でもあります。私達、日本児童養護施設財団は現在、全国児童養護施設総合寄付サイトや、あしながサンタといった現場職員さんや施設を退所した子ども達の生の声を大切にし活動、そして支援をしております。私達は寄付をして下さる方々に約束します。退所した子ども達を一人でも多く守り、夢や目標を実現できるような社会環境を築くことを!どうかご理解のほどよろしくお願い申し上げます。■活動の特徴・クーポンは用途が教育活動に限定されているため、子どもたちに確実に教育の機会を届けることができます。・地域の2,700以上の教室や団体がクーポン利用先に登録してくださっており、学習・文化・スポーツ、体験活動等、多様な選択肢があります。子どもの希望に応じて、利用先の教室を随時追加する制度もあり、子どもは自分が学びたい場を選ぶことができます。・福祉等の専門家による研修を受けた大学生ボランティアが、面談を通して子どもの学習や進路相談に応じ、クーポンの有効利用を促進しています。2525公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン一般財団法人日本児童養護施設財団みなさまのご協力で集まったかけはし未来基金の収益は、2つの慈善団体に寄付をさせていただきました。

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