2022 かけはしvol.15
17/34

―方法論―教育関係を中心に、2021年度も多くの団体から講演会・研修・セミナーの依頼を受け、たくさんの方々に教育コーチングを学んでいただきました。こちらにつきましても、「教育コーチ養成講座Ectp」同様、新型コロナウイルス感染症の影響がありましたが、オンラインでの講演会、研修、セミナーを実施し、Liveでおこなうものと遜色のない内容に各方面から過分なる評価をいただいております。大学や専門学校からの依頼、保護者講演会や教職員研修に加えて生徒向けの講演会依頼が増えているのも近年の特徴です。これからもしっかりと、Live、オンライン問わず、ご要望にお応えしていきます。教育コーチングは、「傾聴・質問・承認」等の技法を用いて相手の意欲や能力を引き出し、個としての自立を支援するメソッドです。「教える・与える・させる」コミュニケーションとは一線を画し、「引き出す」ことによって相手の「自立」を実現します。そのために、技術以上に重視するのが「あり方」と、そこから来る揺るぎない「信念」です。教育コーチングは、ティーチングを否定するものではありません。「教育」は「教=ティーチング」+「育=コーチング」。相手の成長段階に応じて両者の最適バランスを取ります。人間の心のうち、自分で意識できている領域はわずかです。その下層に広大な無意識領域があると考えられています。教育コーチングは、この無意識層にアプローチすることで、そこにある「邪魔するもの」のパワーを低下させたり、「本当の答え」のパワーを引き出したりして、力強い行動を喚起します。受託事業講演会・研修・セミナー(公的機関、民間企業、諸団体委託)すべては「あり方」の上に「育」が「教」を支える「無意識層」が人生を決める指導者育成委員会      1515Method

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る