かけはし vol.14
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4か月間の試験中止過去に例を見ない試験開催改めて実感したHSKの底力ている話題など、バラエティに富んだ問題が出題されます。HSKの勉強がそのまま日常会話・ビジネス会話につながっているのです。そのため、多くの企業様がHSKを評価し活用し始めています。新型コロナウイルスの感染拡大、そして緊急事態宣言の発令等により、HSK試験も2020年3月から6月までの4か月間、苦渋の選択ではありましたが、受験生の安全を第一に考えた結果、試験の開催を中止いたしました。全国的な試験中止は2011年3月の東日本大震災直後の試験以来であり、またいつ試験開催ができるのかも分からない状況は初めての経験となります。すでに試験に申込されていた約7000人に試験の振替や返金の対応をいたしました。ただし、語学検定日本実施委員会として、受験生から学習の機会までも奪ってしまうのは本望ではないという考えから、中止による試験の振替を希望する受験生へは、無料で1階級上の級へ振替を行い、学習の継続を呼びかけました。(2020年3月、4月試験申込者への対応)感染状況が落ち着き、各種経済活動が動き始めた7月以降は感染予防対策を取ったうえで試験の申込を再開いたしました。体温検査、アルコール消毒、座席間隔、換気など、HSK試験を運営する全監督官に徹底をお願いするため、新型コロナウイルス感染拡大前から導入を始めていたオンライン会議システムZOOMを使い、試験実施前には全国の監督官に研修を実施しました。また座席間隔の拡大により、1度に受験できる人数が限られてしまうため、7月から12月まで約2週間に1回のペースで試験を行いました。遡ってみると2015年は3か月に1回の開催であり、特にこの試験間隔については非常に大きなチャレンジでした。この試験運営が無事に終えられたのは、全国で2000人を超えるHSK監督官のご協力、コロナ禍においてHSKのために会場提供をしてくださった方々、そしてHSKを必要としていただいた受験近年利用される方が増えてきているのは承知しておりましたが、それ以上に、就職活動で使いたい、今の実力をはかりたい、中国語学習のモチベーション維持として受験したいという多くの方からお問い合わせをいただきました。それと同時に、語学検定日本実施委員         会のモットーとして試験はゴールではなくスタートであるということを強く認識いたしました。HSKを受けたから留学に行ける、HSKがあったから就職できる、このようにHSKを活かして何がで生の皆様のご協力があったからこそです。改めてお礼を申し上げます。試験の中止期間に改めて考えさせられたのは、HSKを必要としている人がここまでいるということです。中国の大学に留学する際の必要書類、企業内での昇進・昇格時の資料としては語学検定日本指導者育成実施委員会国際交流委員会委員会スポーツ委員会キャリア教育委員会会員拡大・広報委員会チャリティ企画教育環境委員会向上委員会会員・異業種教育メソッド交流委員会コンプライアンス普及委員会委員会1111VOL.14 2021令和2年度 活動の軌跡VOL.14 2021令和2年度 活動の軌跡REPORT 1語学検定日本実施委員会

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