かけはし vol.13
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教育メソッド普及委員会のビジョン志高い教員志望の   学生を増やすために分科会講師(敬称略)①知る・わかる・覚える力を育む(習得型授業・スタッフ育成)福本佳之②使う・深める・生み出す力を育む(活用・探究型授業・プロジェクト活動)峯下隆志③認め合う・高め合う・支え合う力を育む(クラス運営・組織運営)内藤睦夫④挑む・繋がる・引っ張る力を育む(部活運営・リーダー育成)石田正寿⑤見据える・認める・切り拓く力を育む(キャリア教育・社会教育)鈴木建生(ユマニテク短期大学学長)⑥やる気と能力を引き出し自立を支援する(教育相談・面談・対人支援)増田乃美分科会の次は、千々布敏弥氏(国立教育政策研究所総括研究官)による特別講演。学びの深さを追求することの重要性とそのための方法論にまで話が及びました。最後は峯下隆志トレーナーがファシリテートするリフレクションタイム。3段ピラミッドを活用して、学びや気づき、そこからどう行動を起こしていくのかを参加者同士でセレクションコースが始まっています。こちらルにも参加したい」と大好評です。〈教育コミュニケーション講座〉」が、いよい対話しながらリフレクションしました。2020年度は10月31日(土)11月1日(日)の開催が決まっています。ぜひとも京都大学に足をお運びいただき、学びを共有しましょう。また、冬からはアクティブラーニング実践講座のライト版として、半日で受講できるも、体験を通じて学ぶことができるため、すでに受講した方からは「また別のモジューそして、Refメソッドに基づく「Ref■Tよ2020年春から本格スタートします。会場でお会いできることを楽しみにしています。AIの発展、ICT化、少子高齢化、グローバル化、格差、環境等の諸課題を解決するため、我が国の未来を担う青少年の思考力、判断力、表現力、主体性、協働性、学びに向かう力、豊かな人間性、知識、技能等の資質能力を高める教育・学習メソッド並びにそこに用いるに有効なコミュニケーションメソッドを研究開発し、教育界並びに広く一般に提案し普及します。そのことにより、持続可能な社会の実現に貢献します。そして、SDGsの4つめの目標「質の高い教育をみんなに」の実現に向けて、日青協ブランドのアクティブラーニングと、それを支える教育コミュニケーションを世の中に普及していきます。また、ここ数年の「教員志望者数の減少」という社会課題は、教育に深く関わる日青協にとっても看過するわけにはいかない重要な課題です。ちなみに、教育新聞によると、2019年夏に実施された2020年度(2019年度実施)公立学校教員採用試験の最終選考実施状況は次のような集計結果でした。地域差もありますが、相当深刻な問題となっています。この動きに歯止めをかけ、志ある学生に教育現場で活躍してほしいという願いを込め、教員志望の学生支援として学生割引などを行っていきます。全国66県市のうち、7割以上の県市で最終選考倍率(総受験者数÷最終合格者数)が下がった。総受験者数は13万7753人で、昨年度(14万7180人)より9427人減少した。受験者は2012年度実施試験から比べておよそ2割減(△23%)となり、同年度以降で最少となる。最終合格者は3万7080人で、昨年度(3万6777人)から303人増加した。全国の合格倍率(総受験者数の合計÷最終合格者数の合計)は3・7倍となり、2012年度実施試験以降で最も低く、3倍台となったのは同年以降で初めて(昨年度4倍)。千々布敏弥氏           ■■■■■■■ ■ ■ 令和元年度 活動の軌跡33“教育を支えていく人々を支援したい”

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