かけはし vol.13
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会員委流交際国清華大学セミナー説明会      学 584計    ■藤嶺藤沢中学・高等学校藤嶺藤沢中学・高等学校は創立100周年を5年前に迎えた伝統校で、一遍上人を開祖とする時宗の総本山、遊行寺が建てた男子校で、遊行寺の境内の奥に学校があります。茶道と剣道を必修としており、中国語も選択できます。吉林大付属中の生徒たちは、茶道と剣道を体験し、最後に、お寺で仏教と時宗についての講和セミナーを、学校の中国語講師の張先生の通訳で受けました。因みにこの張先生は10数年前に、ご自身が高校生の時に、こうした短期の交流訪問でこの藤嶺藤沢校を訪れ、それがご縁で日本が好きになり、日本語学習を始められ、日本の大学院に留学されて現在、いくつかの学校で中国語を教えられています。「国際交流」に携わる私たちとしては、涙がでるほど嬉しい話です。最後になりますが、こうした交流も、両校の校長先生はじめ、ご担当の先生方のご苦労があって実現したものです。実際、先生方にとっては、例えば目前の大学受験等には直接結びつかない、余計な仕事かもしれません。わずか半日の交流で「語学力」が向上するわけでもありません。しかし、このわずか半日の交流が、日本・中国双方の生徒たちにとってかけがえのない体験になることもあります。もちろん、そうあるべく私たちも努力しているのですが。この場をお借りして、あらためて心より両校に感謝の意を表明いたします。主催:清華大学と当協会日時:2019年3月23日(土) 10:00〜11:30  場所:当協会の大会議室近年急成長を遂げている中国に関心のある、日本の高校生のために、中国教育部直属の国家重点大学であり、また世界大学ランキング22位、昨年の北京大学を抜いてアジアでの首位大学となった清華大学より講師の先生をお招きし「中国経済と世界」と題して、清華大学留学、中国留学に興味のある日本人高校生向けにセミナーと清華大学留学説明会を開催しました。セミナー講師は李幇喜先生(清華大社会科学学院経済学研究所で、セミナー概要は、世界経済成長への貢献、グローバル経済に大きな影響を与えている中国は,ここ数十年間でどのように世界の「工場」から世界の「市場」へ変貌したのか、いかにして世界が認める経済的奇跡が実現されたのか、そして、中国が提唱する「一帯一路構想(TheBeltandRoadInitiative)」とは、その概要や今後の展望等について、李先生は早稲田大学に留学されており、非常に流暢な日本語で説明されました。その後、清華大学の案内、清華大学本科への留学手順、要求中国語力(HSKレベル)その他条件等、また大学生活についての説明がありました。参加高校生は30名定員いっぱい、それ准教授)■■■■■■■ ■ ■ 令和元年度 活動の軌跡日時:訪問校1月9日午前中郁文館夢学園1月10日午前中郁文館夢学園1月10日午前中藤嶺藤沢中学・高等学校21対応生徒数訪問生徒数55378764323417413517引率教諭数●吉林大学付属中学の学校交流訪問■■■■■■■■

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