苦手なことに取り組む方法(その5)

超介です。
苦手なことに取り組むには継続力が必要になりますが、さらにそのことを得意にするためには、こういっては身もふたもないですが『必死になって、夢中に取り組む』ことがないとものにはなりません。周りから強制されて、しぶしぶトレーニングをする程度ではものにはなりません。学び方、トレーニングの方法を自ら研究しつつ、あるいは周囲から盗むくらいの積極性がなければ話になりません。
あるところで、面白さがわかるようになり、いつの間にか苦手意識が、無意識から消えて目的意識が明確になってくる瞬間を迎えなければなりません。教科にしても、それが学校の限定されたカリキュラムではとても太刀打ちできないほどの量と内容をこなしていくことが必要です。
 そのような機会は突然にやってくることが多いようです。私の狭い経験でもそうでした。新商品を開発する部署に配属されたとき、身に着けた計画作成能力もそうでした。締め切りが迫ってくるけれども着手できず、悶々とした日を過ごし、ある夜、突然、できる予感がし、深夜に事務所に行って一気に数時間で書き上げ、それでまさに開眼し、分析眼と全体をまとめる能力が身についたことをはっきり意識しました。
それから上司より指示を受けて国家資格を取ったのもそうでした。民法やら建築基準法など全く未知の分野の知識が必要でしたが、大ほぼ毎日1,2時間問題集に取り組んでいると、4,5か月目ぐらいにうっすらと全体像が見えてきて、苦手意識がなくなり、後は一気呵成にできました。職場でのほとんどの体験財産が最初は「えー、そんなのできない」から始まっています。このコーチングもそうです。コミュニケーションが苦手でしたが、取り組んでいくうちに意識が変わりました。それにはかなりの自主的なトレーニングが必要でした。
趣味でもそうです。ほとんど小説を読んだことがなかったのに、ある年の6月頃「村上春樹」の「ねじまき鳥・・・」を読んで、面白かったので、3ヶ月ほどでほとんどの作品を読みました。それいらい、読書の世界が一気に広がりました。
数年前から学び始めた英語も、昨年から始めたクラッシクギターも同様な経緯をたどっています。

One thought on “苦手なことに取り組む方法(その5)”

  1. キヨシです。
    どこで何に興味を持つようになるかは
    わかりませんし、不思議なものですね。
    次は何にチャレンジされるのか。
    楽しみでもあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です