未来を考える

超介です。

最近次の本を読みました。
【働かない息子・娘に親がすべき35のこと】(二神能基・畠中雅子 泰文堂)
【里山資本主義】(藻谷浩介・NHK広島取材班 角川oneテーマ21)
どちらも、今起こっている現象の意味を時代背景と、未来から探り出しています。

【働かない・・・・】は生きがい、働くことの価値についての捉え直しです。幸せになるために生きる、働くことはそのための手段であるはずで、全ての人が働くことにそれが見出せる状況ですか?ということの問いかけを【働かない】若者現象は暗示しているのではないか。その意味を抑えながら、著者たちは、現実に自宅にこもって働かない息子、娘たちが幸せになるための処方箋を書いています。今ある資産、状態を冷静な視点で捉えて戦略を立てるのです。

【里山資本主義】はグローバル化した、それゆえに不安、不安定をも時にはもたらすお金を基準にした資本主義に対して、それ(お金中心資本主義)の存在の否定ではなく、経済の本来の目的に戻って、地域が特徴(資産など)を生かしてより自立的に生きる道を示しています。それは昔に戻るのではなく、ここまで技術が進歩して知恵の蓄積が世界中にあるので、それを生かす行きかたです。ここにも出てくるのは幸せとは何か、です。地域にある資産をよくよく考えてその地域で循環的な経済を作ろうという提案です。

この2冊の本は最初の【働かない・・・・】の著者の一人である二神氏より紹介してもらいました。二神氏は若い人たちの自立化などを支援して来られた人であり千葉県にあるNPO法人【ニュースタート事務局】の代表です。そして私の恩人であり人生の先輩です。

さらに 私事ですが、私は来年還暦です。自分の人生の後半の目的、目標を設定して再スタートする時期が来ました。ここまで私も時代の大きな変化の影響を受けつつ生きてきました。これまでのこと、これからのことを考える良い視点をこの2冊は与えてくれました。

2 thoughts on “未来を考える”

  1. 来年還暦を迎えられるんですね8-|
    新たな目標と設定、再スタートかあ・・・:**:
    このキーワード、ワクワクします:-D

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