おしょうさんの子育ち日記(8月特別版)

教育コーチのおしょうさんです。

この前の日曜日、上の娘が、いっぱい泣きました。

そのときの話です。

共働きの我が家では、

土曜日⇒小3の娘は児童センター、年中の娘は保育園へ、行くことになっています。

土曜日送っていく際に、

パパ・ママからの課題として、お盆休みに手が付けてなかった教材を、

問題を解いて、答え合わせするように伝えました。

娘は、やる気満々に、「は〜い!」と心地よい返事。

その日迎えに行った妻には、きちんとやって終わったと、娘は伝えたそうです。

日曜日の朝。

朝早くから、娘がこそこそ(ごそごそ)、机で問題を解いています。

私はちらっと見ながら、【ああ、昨日のやり直しでもやっているのかなあ〜。】

と思っていました。

ところが、わたしたちが起きだすと、あわてて、それを隠す娘。

【これは、おかしいな】と感じた私は、

娘に聞きました。

正直に話してくれました。

約束した課題を手を付けられなかったこと。

母親にうその報告をしたこと。

父・母が起きる前にそれをやってしまおうと早起きしたこと。

話してくれた娘に、聞いてみました。

課題ができなかった理由・原因を聞いてみました。

児童センターで、5年生のお姉ちゃんに誘われて、遊んでしまったから。

勉強する時間(8時〜10時)の時間に課題まで手が回らなかったから。

私「おうちでなら、できた?」

娘「できたと思う。」

私「じゃあ、センターは勉強する場所としては、難しいのかな?」

娘「人数多くて、騒がしいと、なかなかできないよ。」

私「それなら、センター行くのやめようか、おうちで短い時間でもパパ一緒にいてあげるから。」

娘「いやだ、センターへは行きたい。」

私「だって、勉強できる環境じゃないんでしょ!行かなくていいよ!」

娘は、泣き出しました。本気で泣いていました。

行くな、と言われたことについて、友達と遊べなくなる、そのことで悲しくて、つらくて泣いている。

私は、そう感じました。

ところが、違いました。

娘「(大泣きしながら)パパ、センターやお友達のせいにしないで!!!」

私「えっ?」

娘「○○が、勉強しなかったことや、勉強できなかったことを、

 センターや、お友達のせいにしないで。

 できなかったのは、○○のココロが弱かったんだから。」

娘「○○の気持ちが、もう少し強かったら、できたんだから。」

娘が約束を破った原因や理由の事象を掘り起こすことに集中して、

娘自身の心模様にスポットを全くあてていませんでした。

前にも同じようなことがあり、学習できる空間として、そこに注意を向けていました。

約束を破ったのは、自分なんだ、それを自らの口から言った娘に

本気で感動しました。

大泣きしている娘の前で、私も泣きそうでした。

いっぱい、ハグしました。

他責にしない。すごいことだなあ、と感じました。

わが子を見て、自分自身も見つめることができた、週末でしたよ。

2 thoughts on “おしょうさんの子育ち日記(8月特別版)”

  1. あるくです。
    そうかー、そうだったんだね。
    涙の理由をこちらの判断で決めうちしちゃうことが
    あります。
    それぞれの心模様があるんだもんね。
    じーんとしました。

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