たのしみは

はじめまして
鹿児島の思無邪(しむや)です。

日頃、自分に無いものを求めてストレスがたまることもありますが
自分にあるものに焦点をあてると穏やかな気持ちになれますよね。
その達人をご紹介。
江戸時代の 橘曙覧(たちばなのあけみ)という歌人です。

たのしみは 心をおかぬ 友どちと
笑ひかたりて 腹をよるとき

たのしみは 妻子(めこ)むつまじく うちつどひ
頭(かしら)ならべて 物をくふ時

たのしみは 三人の児ども すくすくと
大きくなれる 姿みる時

日常のありふれた幸せを
『たのしみは』 ではじまり
『とき』 でおわる歌で数多く表現しています。
読みながら ほっこり してきます。
いつの時代も同じなんだなぁとも感じます。
そこで真似してつくってみました。

たのしみは 子が野の花を 摘み帰り
一輪挿しに 色もどるとき

たのしみは 風呂に入った 娘らの
鼻歌 熱唱 聞こえくるとき

考える時は、他のことを忘れて穏やかになれます。
そして、同じシーンに出会った時に
幸せを再確認できます。
皆さんもぜひ!

             思無邪

3 thoughts on “たのしみは”

  1. キヨシです。
    素晴らしいですね!
    たのしみは 心の様子を 映し出す  
    ふれて気づいて 感じられるとき

  2. 思無邪さん
    デビューおめでとうございます!
    なんか素敵な空間を感じています。

  3. >キヨシさん
    ありがとうございます。
    たのしみは 場所も時間も 飛び越えて
    まだ見ぬ友の 思い知るとき
    >なみぞうさん
    ありがとうございます。
    子どもって、ホント有り難い存在です。

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