出会い(その8:出会いと歴史)

超介です。

人の心の中、奥深く入りこみ
その人の心の中で生きる
一体化して
新たな意識になり、
また次の人の中にはいる

僕たちはつながっていく
そのようにして
歴史が形成される

心の奥深く入り込む形態は
言葉だけでなく行動かもしれない

今生の別れの際、あの世へいく数日前に
夫人に手を差し伸べて、握手を求めて
「ありがとう」といったひと

夫人からそれを聞いたとき、
なくなった人は僕の心の奥深く入った
彼は僕の中で生きて
僕も同じような想いを
いつか誰かに表明するだろう

楽しいことばかりではない
「あなたのために人生を犠牲にしました」
そんな言葉を投げかけられ
それが入ってしまったら途方にくれる

楽しさ、喜び、悲しさ、苦しさ、惨めさ・・・・
いろいろなものが混ざり合い、つながり
織り込まれ、心の中で歴史が形作られる

歴史は一人ひとりの心の中にある
記憶の断片をつまみだし
織り込まれたものを掘り起こすこともできる
記憶は感情をよびさます
記憶は生理的反応もよびさます
それから物語が始まる

たくさんの人々との出会いがつながり
歴史がうまれる

心の奥底の声を聴く時
僕らは孤独ではなく
つながっていることがわかる

4 thoughts on “出会い(その8:出会いと歴史)”

  1. そら@内藤です。
    自分が誰かの心の中に
    入り込んで
    歴史を作り出して行く。
    そうしたいと思います。

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