楽し〜な〜

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時間が許すときに、好きな野球の審判をやっています。

先日は、小学生の野球大会の審判をしました。全国にまでつながっている大きな大会の予選です。

当然のことながら、子どもはもちろん、監督、コーチ、そして何より保護者の皆さんの熱がすごいです。

審判も気合が入ります。

私が担当した試合は両チームが本当に対照的でした。

一方のチームAは楽しそうでみんなが笑顔のハツラツプレー。

もう一方のチームBは、硬い表情、緊張感、のびのびできていない、そんな感じでした。

Aチームのコーチがかっこよかったですね。
空振りしても「いいスイングだ!」:wink:
守備につくときは「さあ、元気に行こう!」:-D
ボール球を振ったとき「今のは少し高いな」:-o
守備から帰ってきた時は「よう、楽し〜な〜」:hahaha:
もう、そのコーチ自身が試合を楽しんでいます。
監督も他のスタッフも笑顔で、子どもたちもお互いに声を掛け合っています。

審判は試合に集中し、チームに私情がはいらないようにしていますが、見ていてこちらも自然と楽しく、温かくなってきました。:heart:

一方のBチームでは
「どこに目をつけてんだ!」:evil:
「何やってんだよ!おめー」=:[
「スタートが遅いだろーよ、バカ!」:[]
「ほら、声出せ、声出せ!」:x:

試合は1対1で規定の7回で決着がつかず、特別延長戦ルールでその後行われ、最後はBチームが勝ちました。
個々の実力ではBチームの方が一枚うわ手でした。

試合後の整列でBチームに勝利の笑顔はなく、「ホッとした」というような感じ、Aチームは力を出し切った笑顔。:-P
本当に対照的な両チームでした。

Bチームは次の代表決定戦を楽に勝ち、県大会に進みました。
試合後、Bチームの監督さんが他の審判員と話をしていました。
「代表決定戦のようなピッチングを最初からしてくれればいいのに、ホントに」:!!!:
「監督さん、今日くらいはほめてあげてくださいよ。あの子は2試合良く投げましたよ。」
「それが、ついついネェ…」:ase:
「大丈夫ですよ、ほめればいいだけですよ。」

私の思いと同じでした。
Bチームの子ども達にAチームの子どもたちの笑顔が出たとき、このチームは凄いチームになります。
きっと変わる。
今度、Bチームを見る時が楽しみです。

///キャッチャー///

6 thoughts on “楽し〜な〜”

  1. 息子のサッカーチームのコーチも同じように接してくれてます。
    のびのびとやってる子どもたちを見るのが楽しそうです。

  2. キヨシです。
    ちょっとした一言が
    子どもたちに勇気や元気を与えることができる。
    忘れないでいたいですね。

  3. 本当にちょっとした一言ですよね。
    子どもの心に「刺さる」言葉ではなく「届く」言葉が増えるといいですね。

  4. GUTSです。
    審判ごくろうさまです。
    でも、好きなことができる喜びは幸せなことですね。
    ほんとに、“楽し〜な〜”ですね。

  5. そら@内藤です。
    上につながる接戦のゲーム
    審判には厳しいものが求められます。
    それの責任を果たしながらも
    感じるコーチングのセンス。
    そこに楽しさを感じます。
    お見事です。

  6. 僕は昔、高校軟式野球の監督をしてました。
    正真正銘のB監督タイプでした。
    A監督タイプにシフトして、チームはほんとに強くなりました。
    「信頼」とか「楽しむ」がキーワードかな。。。

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