一票

 明日、文化祭を迎えるいっすぅぃ・です。
我がクラスは模擬店『揚げタコ』を行います。

 先週、学校ならではの話、<異装届け>の話し合いをしました。
クラスではTシャツを作成しました。それだけで1年5組とは分かるのですが、
本校では、「上はクラスTシャツ、下は○○」と前もって届けておくことになって
いるのです。

 司会進行は、クラスの代議員。
文化祭のことはいつも、決めなくてはいけないことや段取りなどを話すと、後は
代議員2人が仕切っています。最初こそヘルプを求めてきたものの、今では、
テキパキと自信を持って進めています。私のやるのは、ただ傍観。席は、代議
員の生徒の席に座ります。

 <異装届け>の採決の時には、私も手を挙げました。票は半々。
「下は制服か私服か」だったので、私服に手を挙げ、「制服だと、ある先生にと
っては良くても、ある先生とっては制服の着崩しにしか思えず、注意しなきゃと
か、面白くなくなるかもしれない。実際、みんなが注意されるかもしれない」と、
「先生はなんでこっちなん」と意見を求められたときに、答えました。

 「ふ・ん」という何人かの声があり、もう一度採決。
「先生の意見に何人か流されてるやん」と、ある生徒が発言したように<私服
優勢>に。で、そこで、制服派が意見を述べ、代議員が纏めつつもう一度採決。

 私の票が他の生徒と同じ“一票”としてカウントされ、その上に審議が深めら
れる。一学期の末に行われた保護者との三者懇談で、数名の保護者の方々か
ら、本当にクラスが楽しいらしくて、よく「ええわぁ・、うちのクラス」って言ってい
ます、と教えていただいていたのですが、そこからまた、成長しているようです。

追伸
 8月7日に前任校のクラブ卒業生が結婚式に招待してくれました。その代の生
徒とは、何度か飲んだりしているのですが、気付くと、みな「石田先生」ではなく
「石田さん」と、私のことを呼んでいました(笑)

One thought on “一票”

  1. キヨシです。
    生徒の目線で・・・などと時々言いますが、
    同じ立場で、考えを交えて1票を投じる。
    クラスが本当に一丸となっているのでしょうね。

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