今、ここに、あれば

おはようございます。
みなさんが、このブログがアップされ、みなさんがこの内容を目にする頃
には、栂池にいるいっすぅぃ・です。

みえコミのメンバーと、みえコミメンバーのお姉さんと。私の所属するスキ
ークラブのメンバーも誘い、やって来ています。
栂池高原スキー場。

前回、
「自分自身が大自然あるいは宇宙になる感覚。
そして自分が居る」 と書きました。

<今、ここに>あれば。。。

悩みはどこからやってくるのでしょうか。
心配はどこからやってくるのでしょうか。

過去にひきづられて「反省」し、起こりもしないかもしれないことを「心配」し、
「悩む」。 そして、考えれば考えるほど、ドツボ。 そう「考える」と。

『教育コーチング』には「トレーナーの器をひろげる」ことを意図した内容が
盛り込まれています。 楽しいやつ!あれです。

私、「悩む」ことよりも、「考える」ことよりも、「感じる」ことを大事にします。
悩まないんです。残念なことに(笑)
「怒る」ことも少なくなっています。
楽観的と呼んでらっしゃい、って感じで。

過去に感謝して、周りの人たちに感謝して。
ほんとうにいい仲間に囲まれて、幸せです。 ありがとう、みなさん。

パパ・ママコーチ07号間もなく完成!

教育コーチのなみぞうです。

パパ・ママコーチ07号が
間もなく完成します!!!

20100220-pmcoach.JPG

新しいコーナーがあります!
もちろん、大好評のマンガも、
たびさんの研究室もありますよ。

制作に携わらせていただき、
素敵な出会いがありました。

そして、何よりも、多くの皆さんの
ご協力のもとでできあがりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん、本当にありがとうございます。

だからこそ、全国のたくさんの皆さんに
手にとってご覧いただきたいです♪

3月にはご覧いただくことができます。
どうぞお楽しみに☆

最初はいいけど・・・(継続力が大切)

 教育コーチングでは継続力が重要と思っている超介です。

 生徒指導で難しいと感じることの一つに継続性、一貫性の保持があります。小学生低学年の子ども達に対するときに、特にそれを感じます。最初は相手も指導する方も慎重にやり取りするので、大きな問題は起きないのですが、慣れてきて少し甘え、慣れが出てきたときに、それを意識して受け止めて、きちんと峻別して対応することが必要なのです。それを見誤ると、客観的にその生徒のことが見えなくなり、興味と関心がなくなってしまうことがあるのです。

 集中して学習に取り組めない生徒がいます。座って教材に取り組めないのですが、しばらく待つと鉛筆をもってやり始めます。でも、その間にもこれはやりたくない、とか、もっと別のプリントとか不満を言い募ってきます。一瞬、『なんとわがままな。』と感じたりしますが、そう感じている自分を客観的にみて、情動(怒り、あきらめ、不満など)をやり過ごして静かに見守っていると、しぶしぶ始めたりします。それがその子の現実、それをあるがままに認めること、これがなかなか難しい。

 感情移入せずに、きれずに、あるがままを認めつつ、変化を信じて付き合うこと。その様に付き合っていると、その子なりに成長していくのが分かります。必要なものは継続力です(根気と我慢かな)。色々試しながらズーと付き合う力です。

 その子の気持ち(思考?試行かも?)のゆれ(?)が落ち着くのを見守ることが必要です。大人でも(少なくとも私は)気持ちが揺れて、何も手がつかなくなることが多々あります。ましてや子どもは、与えられた課題に取り組むことが出来ないことなど当然だと思います。子ども自身に、それが自覚できるようになれば、進んでいくと思うのです。行動を選択することを支援するのが教育コーチングです。それには継続力、一貫性が大切。

お母さんとの対応も同じです。2月14日に投稿した中3生は私立高校に合格しました。入塾時の面談でお聞きしていましたが、お母さんは公立に進学して欲しかったのです。お母さんの気持ちが気になり、電話でお話をうかがっているうちに、お母さん自身がお子さんの選択を『納得しよう』とされ始めました。兄弟の意見やら、友達の意見、進学率は私学のほうが高いか?といった質問が出始めて、納得されたように思えました。考え方を選択してもらう支援をするのも教育コーチングの仕事なのです。継続して働きかけます。

ガッツの幸せ日記?

久しぶりの休日。

朝から家事三昧。

夕方、ふと気づくと・・・

小4の息子と
整骨院の治療室に仲良く腰を掛けて
二人とも腕をだし電気治療していた。

ビリ、ビリ、ビビビリ・・・・

鏡に映ったその姿は
自分で言うのもなんだが
実にほのぼのとして
おかしくなるくらい素敵な光景だった。

父「肘の調子はどうや・・・」
子「まあまあ・・・」
父「次の試合は、投げれそうか?」
子「いけると思うよ・・・父ちゃんはどう?」
・・・・・・

ここで、コーチングパパの登場となるのですが、

今回はこのまま、この空間に浸っていました。

鏡に映った自分のコピー(息子)を眺めながら
心の中で、あれやこれやと思いを膨らませていました。

ああ、生きていて良かった・・・

幸せを感じた瞬間でした。

「イラっとする!」

教育コーチのなみぞうです。

今日のミーティングの中で、
「こういうときってイラっとする!」
と、何度か言っていました。

「さっきもイラっとするって言ったよね?」という
フィードバックを受けて、自分でも意識しました。

些細なことなんです。
「ページをめくろうとして、くっついてめくれないと
イラっとする」とか・・・

じゃあ、「イラっとする」ってどんな感覚なんだろう???
身体はどんな反応をしているんだろう???

自分を観察してみます。

ちょっと胸がつかえるような感じがする。
「あーん、もうっ!」ってつぶやく。
舌打ちする。
顔がひきつる。
こめかみに力が入る。
目を細める。

・・・・・

そんな自分の姿を
あらためて客観的に見つめてみると・・・

嫌だなと思う感情もちょっと出てくるけど、
そんな反応をしている自分が可笑しくもなります。

そして、「イラっとする」と大雑把にひとくくりに
していたことにも気づきました。

浮力の原理

言葉の奥にあるものを教育コーチングで理解しようとしている超介です。

高知県出身、京都で学生時代を過ごした青年Aは愛媛県で就職しました。最初数ヶ月は仕事も地域の実情もまったく分からず、職場で悩み苦しんだとのこと。そのとき上司から『君は無器用だけれど、一生懸命だからそれでいい、期待している』この一言で救われたそうです。

定年に近い警察官から聞いた話ですが、地方の漁村の駐在所に赴任して閑職であると、ふてくされているとき、魚網に死体がかかったことがあったそうです。片足だけが上がったそうですが地元の人たちは『これでこの人も浮かばれて成仏できる』といったそうです。それを聞いてその警察官は考え方が変わり前向きになれたとのこと。

『浮力の原理』をご存知でしょうか?水中に沈められた物体には各方面から深さに比例した水圧がかかります。水平方向の水圧はバランスがとれてつりあいますが、深さの違う上下方向は、下のほうが深いので上から押す水圧より大きく下から押し上げる力が勝ります。これが浮力です。比重が水より大きい物質はしたがって(何かで邪魔をして)押さえこまないと浮き上がってしまいます。

人の心の中にも浮力の原理が働いていて、ほうっておいても『人は上向きに必ず成長しようとする存在』(=浮力が働く)なんだと思います。しかしながら暗い気持ちで、悩みながら心が下降線をたどってしまう人が多く、年間3万人以上も自殺する国が日本です。自殺者が3万人、予備軍、未遂者等々は、その数倍はいるのではないでしょうか。

辛いときには『浮力の原理』を思い出します。何か視点を変えることにより『邪魔するもの』を取り除く、そうすると『浮力の原理』により必ず前向きになります。それを取り除くのは一言の『承認』の言葉や人々の考え方であったりします。そのような言葉やら考え方を選択できる関係、コーチングし合える関係は邪魔するものを取り除く関係でもあると思うのです。

オリンピック

かぽねです。

オリンピックがスタートしていますね。
僕はスポーツ観戦が大好きで、オリンピックと
サッカーのW杯が行われる今年は、とっても幸せな
一年という事になります。

スポーツ観戦のどこが好きかって、やっぱりその裏側に見える
選手一人ひとりのドラマがある事です。

上村選手など有名選手はワイドショーで取り上げられていますが、
無名の選手にも、そこに至るまでのドラマがあり、そこを想像すると
すごいなあ、という感慨にひたれます。

もちろんその陰には「コーチ」の存在があって、
私自身認定コーチになってからは、そのコーチの
ドラマも想像する様になりました。

コーチは決して前には出てきませんが、そこに注目して
のオリンピック観戦の面白いかもしれませんね。

あんみつ日記

教室に通ってくださるお母さんの中で
周囲の情報や我が子がお母さんの思い通りにならず
気持ちが左にも右にも揺れておられた。
一人で思いつめられると益々、気持ちの揺れは大きく
なられる様子。

左や右に揺れていても前に進めない。
保護者の思いに耳を傾け
揺れる心を、前に進めるよう話をしていく。

先日、そのお母さんが他塾から電話がかかってきたと
おっしゃった。
「そろそろ受験ですから成績を上げないと」との内容に
「そいう塾はたくさんありますが、私自身がぶれずに前に進める塾がいいんです。」と断ったと話された。

お母さんも揺れては新しく気づき、
前に進んで成長していく、
そういう場でTAMはありたいと思いました。

教育コーチの徒然なる読書日記14

教育コーチのGです。

 第14回の徒然読書日記は「死ぬときに後悔する25(発行所:致知出版社 著者:大津秀一)」です。

 この本の帯には《「エチカの鏡」で大反響!あなたはもう読みましたか?人は死ぬ間際に、こんなことを後悔しています。》と書かれています。

 著者の大津秀一さんは、《日本最年少のホスピス医(当時)として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務》《現在多数の終末期患者の診療に携わる》とあります。

 さて、大津さんはこの本の中で《終末期の患者さんが、かつて後悔していた、その事例を取り上げて検討を加え、私は代表的な悩み二十五をここに紹介することにした。》として実例をあげ、われわれが死ぬときにできる限り後悔をすることがないように、これらのことを早めに遂行するように薦めています。

 後悔の事例として挙げられているものは、逆説的に自分自身にとって充実した人生を歩むための多くの人生訓となっており、「幸せとは何か」「生きるとは何か」「死ぬとは何か」を真剣に考えさせられる一冊です(この一冊だけでなく、致知出版社の本はどれもこれも読み応えのある、大変素晴らしいものです)。

 大津さんの珠玉の言葉をいくつかあげたいと思います。

 《けれども、その後悔の程度には大きな違いがあった。単純な話だが、明日死ぬかもしれないと思って生きてきた人間は、後悔が少ない。明日死ぬかもしれないと思う人間は、限られた生の時間を精一杯生きようとする人間であり、一日一日に最善を尽くそうとする人間である。一期一会を思う人間である。》

 《もちろん死期が迫れば、多くの人間は「ただ生きていること」、その素晴らしさを悟るようになる。けれども、ただ長生きすること、ただ健康であること、それが生きる最高の「目的」とは思わない。長生きや健康は、自分の夢や希望をかなえる「手段」であると思うのである。》

 《とにかくいまわの際には、自分に嘘をついて生きてきた人間は、必ず後悔することになろう。》

 《夢がかなえられなかったことを後悔するというのは間違いかもしれない。夢を持ち続けられなかったことに後悔するのだ。》

 《人をいじめることがよくなるのなら、心を入れ替えたほうが良い。優しさが足りないのならが、優しさを意識したほうが良い。それらは死が迫ったときの、後悔の一因となる。》などなど。

 では、どのような実例をあげているのかというと・・・、それは、実際に本を手にとって読んでみてください。大いに考えさせられることと思います。

 そうそう、大津さんの最新刊である「感動を与えて逝った12人の物語(同じく致知出版社)」も感動と学びの一冊です。