5月の薫風をうけて

「教育コーチング」で変わろうとしている超介です。

故郷丹波に戻り田植えをしてきました。田植機で苗を四条ずつ植えつけていきます。手植えの記憶もおぼろげに残っていますが、大変な重労働でした。機械だと1日で2箇所計0.5ヘクタールばかりの水田の作業が終わります。苗も農協から事前に購入しハウスで育てています。

竹藪には、筍もまだ生えていて、毎朝、両親が採りにいきます。にょきっと曲がっているその内側の地面にクワを入れてグイッと土をおこせば、地下茎と筍の根っこが切れます。一袋1・2本、100円・300円程度の値を付け道の駅に出荷します。安さと新鮮さでなかなかの人気、棚に並ぶのを待っている人もいます。

小川沿いに咲いていた菜の花、その花はもう先っちょに少し残っている程度で、根元には細長い種子の入ったさやが並んでいます。カラスノエンドウの紫色の花が咲き乱れていて、5月の薫風に蓬の葉っぱ、桜の青葉も銀色がかった裏面をみせます。

その風の芯の中には、ほんの少し次の季節の予感があります。歩きながら思わず両手を広げて5月の薫風を受け止めます。そうだこれからはもっと外に出よう、外に目を向けようと、思いました。一人で歩くときも自己との対話ばかりに終始せず、もっと外の世界とつながっていようと。そのような意識になる季節です。

コーチングの自己課題、「一緒にいる」に加えてさらにもっと「信頼」を深めていくために「興味と関心」をその場にもつことにします。『「話す」時の意識のベクトルを自分にでなく相手に向けること。この感覚を掴みましょう』、そう指摘してもらいました。

そんなこともあって、5月の薫風のなか、外への意識とつながりを大切にしようと考えたのです。コーチングや、ファシリテーションにおいても場を構成する人たちの息吹をフルに感じることができるように、もっと自由に場に合わせてうごけるようにします。

2 thoughts on “5月の薫風をうけて”

  1. キヨシです。
    田園風景が浮かんできますね。
    視点が変われば、いろんな変化が起こるんですよね。
    息吹を感じること。
    とてもいい言葉ですね。

  2. ○超介さん
     田植え、お疲れ様でした。
     たとえ機械植えでも、大変な仕事です。
     
     そちらでは、初夏を感じる風が吹いているのでしょうか。
     信州は、このところ涼しいというより寒い感じです。
     私は、今日、職員研修を担当したのですが、
     なんかボロボロでした。
     参加している先生方を信頼しきれていないのが分かりました。
     妙に気を遣っている自分がいました。
     「意識のベクトルを自分にでなく相手に向けること」か・・、
     難しさを感じているところです。

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