かけはし vol.11
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OT6[ 2 ] 運営側の未来 HSK運営を中国政府から受託するからには、日青協らしい取組みを目指してまいりました。日青協らしい取組みとは、国を超えた交流の場、教育の場、成長の確認の場を提供することで、そこに関わるスタッフの皆様がそれを理解することです。このミッションに本気で向かい合ったとき、日本人スタッフの特性、中国人スタッフの特徴が一体となりお互いの得手不得手を理解し、それぞれがカバーしあうことの重要性が理解できたようです。[ 1 ] 受験生の未来 HSK受験の目的に中国の大学への留学とキャリアアップ(業務遂行能力・経歴の向上・高い地位や高給職への転職)の2点があげられます。 その目的で受験してくださる皆様に、受験会場で中国の大学のブースと中国語人材を募集する企業のブースを展示しました。いわゆるHSKとしての出口を設定して、良き出会いの場を準備させて頂きました。 私どものミッションに青少年の育成指導者の育成があげられます。取得することだけが目的じゃない『HSKで何ができるのか?』 教育的な観点からも、この部分を明確にできるイベントとして創り上げていきました。 いわゆる受験生の【夢の実現のお手伝い】をさせていただくことを目指したのです。私達がHSKを運営していくうえで、いつの間にか定着した言葉が『HSKの試験運営だけで終わるのはもったいない』でした。この試験の運営は、中国語と日本語の両方が必要になります。日本人で中国語が堪能な方と中国人で日本語が堪能な皆様で成り立っております。そんな皆様の想いは、国際交流の場、教育の場、自分の成長が確認できる場でありたいという願いでした。中国語を活かして就職したい人、中国語が得意な人材を採用したい企業にとって最適の場です。ある採用担当者は「こんなに多くの中国語人材に出会えたことに驚きです」とおっしゃっていました。主催:一般社団法人日本青少年育成協会、孔子学院総部/   国家漢弁漢考国際、関西外国語大学孔子学院主催:一般社団法人日本青少年育成協会  共催:孔子学院総部/国家漢弁漢考国際後援:外務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、観光庁、   在日本中国大使館教育処、公益社団法人日本中国友好協会、   一般社団法人日本中華総商会、「人民日報海外版」日本月刊特集2 | 2017年 第2回 HSKフェアー 中国留学・就職フェア ー関西外国語大学中宮キャンパスTOC五反田メッセ留学・就職フェアを開催した意義2017年第2回 HSKフェア1410201715102017OSAKAOSAKATOKYOTOKYO

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