受験生の母のために。

kuroです。

 中学受験では、「あと100日」あたりで保護者のイライラは頂点に達するような気がします。

 「あと半年」ではわが子も受験生としての意識は低く、保護者もなかなか燃えてこないという感じですか。これが「あと一ヶ月」しかない直前期に入ると、もうじたばたしても仕方がないと達観するのかやや落ち着きを取り戻してきます。

 ここからやり抜けばまだなんとかなるという思いが強く出てくる「あと100日」あたりは、もしかしたら保護者にとって一番キツい時期なのかもしれないなぁと思っています。

 ある小6受験生のお母様からご相談電話をもらいました。

 「ウチの子は本当にやる気がないっ! 学校から帰ってきてもすぐ勉強に取りかかろうとしないでゴロゴロ、ダラダラ。やっとこさ勉強を始めたと思ったらすぐ休憩で、『おかあさん、あのね・』と話したがる。夕食を済ませ、お風呂に入って、学校の宿題を終えて、やっと受験勉強の再開。でもあっという間に寝る時間。こんなんじゃ受からないと私は心配してるのに、本人はいたって平気。あの子に私の気持ちは伝わらない。どうしたら分かってくれるのかしら?」

 皆さんならこのお母さんとどう向き合いますか?

One thought on “受験生の母のために。”

  1. 初めまして。
    私は、先日kuro先生の御講演を拝聴し感激した某地方小学校の保護者です。
    感謝の気持ちをお伝えできる場がないかと検索していましたら、このブログにたどりつきましたので、ここでお伝えさせていただくことをおゆるしください。
    先日はとても小さな小学校のPTA講演会のためにkuro先生の貴重なお時間と労力を割いていただき、
    そしてこの日のためにとても丁寧な資料を作成・配布していただき、
    ありがとうございました。
    先生の御講演はとても面白く、全体的に内向的な雰囲気のわが校の保護者さんたちを大きな笑いの渦に巻き込んでいらっしゃいました。
    『コーチング』という分野は聞いたことがありましたが、私の知識の中では漠然としたもので なかなか子育てに実践されておりませんでしたが、
    先生のお話をきいて『ああ、そういうことなのか!』と 目からウロコが何枚も!!
    早速わが子に試してみましたら、最近はちっとも私の言うことに耳をかさなかった反抗期の娘が 久しぶりに素直な一面をみせてくれました。
    娘が素直だと 私も彼女に素直になれました。
    下の弟も、その夜なぜか優しい面をみせてくれました。
    ポジティブな未来をイメージして、それを子供たちと一緒に具体化していけたらとてもすばらしいですね。
    先生のお話は、私たち親子の中に明らかに相乗効果をもたらしました。
    私と同じように、今回の先生のお話に感動し早速実践した保護者はたくさんいるはずです。
    わが校の世帯の親子関係がより良くなれば、子供たちの友達関係もさらにより良くなりますね。
    その先の相乗効果もたくさん期待できます。
    ちょっとした言葉の選び方の違い、気持ちの表現の仕方の違いで
    こんなにも大きな違いをもたらすことを教えていただきました。
    いつか 直接kuro先生にお会いしてお礼を申し上げることができる日が来ることを信じております。
    そして先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
    本当にありがとうございました。

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