やる気が出ないので勉強できない??

超介です。

私の教室では、カリキュラムは塾生が全部決めます。教科も、内容も、方法も塾生が決めます。私はコーチとして関わるのみです。もちろん質問には答えますし、塾生が決めることに感想を述べたりはしますし、時には提案も行います。さらに、ネット上の教材やら、様々な教具、かなり幅広いジャンルの書籍、パズル、おもちゃ等々を自由に使えるように置いています。塾生たちは自分ができることから始めます。そして、通塾しているうちに自分なりの学びのスタイルを身につけていきます。そうなると自信が出てきて、どんどん強くなります。
塾生は、一コマ90分間、自分のすべきこと、したいことを やります。それは自分と向き合うことです。しかし時には「やる気が起こらない」といって悩む者も現れます。時間もあって、眠くもない、しかし学習がすすまない、学習に集中できない、という状態です。

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しかし、この状態はとても大切な機会です。自分の中でセルフコントロールできない(と思っている)状態があること、そしてそれにどう向かい合えるか、それを知ることは人の成長に重要だからです。その方法として「邪魔するもの」を想定してそれを取り扱う方法もあります。ある人は「象使いと象」になぞらえて、状況をその人自身に理解させています。脳の機能から説明する人もいます。その時々に応じて対処するのが私のコーチとしての仕事です。
それは、大人の場合も同じで大人の場合は子供の「やる気が起こらない」の理由に対応するのは、多くの場合は「忙しい」とか「何々があるので」とかが多いようです。
それらの理由は、そのように考えればその状況の説明がつくので、そう表明しているだけです。多くの場合はじっくり取り組むとできることであったり、やらないでいいことであったりします。ただ、できることから始めればよいだけであって、やる気は必要ありません。継続していると副産物としてやる気はでてきますが、なくてもできるのです。

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