意欲と自信が生まれる過程

超介です。
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2月中旬に1泊2日で、四国松山を4年ぶりに自治会役員5名で訪問しました。市内のお城や、道後温泉には40年間のうちに、よく行きました。住居が近く、其れらの観光地から徒歩10分内にアパートを借りたり、あるいは車で15分ほどの距離に家を建てたりしていたのです。気軽に行けました。夕方、城山から瀬戸内海を見、故郷丹波の方向を確かめたり、道後温泉本館の湯けむりの湯船の中や、陽光が指す新しい椿湯でゆったりと時を過ごしたことがありました。それらの地へ4年ぶりに訪れたとき、過去の個々のエピソードではなく、まず、愛着の様な感情が湧き上がりました。それは、自然に沸き起こってくる心地よさです。現実世界や心の中での何回もの出会いのうちに、はっと気がつく「恋愛感情」と同じです。少し切なさを帯びた感情。繰り返して訪れたり、出会っているうちにそれら、あるいはその人をよく理解したり、其処に含まれる一定の形、型に気がつくうちに沸き起こるものです。それらの形やら、型は自分にしっくりと合って安心したりすることができるものです。その人の感じ方、スタイルと共鳴しているのです。時に同じような人を好きになったり、その人の行動にその人らしさが現れるのは、その原型、原形があるからだと思います。
そのことによく似た体験、つまり繰り返してある行動をしていくときに人の心身に産まれてくるものに「意欲」そして、そのあとで生まれてくるものに「自信」 があります。多くの人が、そのような経験を重ねて自分を作っていきます。運営している塾でも、塾生たちの学びを見ているとそのスタイルをうまく発展させている人、その準備をしている段階の人など様々。うまく発展させている人には、意欲と自信が派生しています。そして、そのうちに、こだわりと自由さが同時にあることは大切なポイントだと思います。この自由さは開放性のことであり、あることにこだわりつつ、つまり継続しつつ、一方で新しいことも取り入れていく開放性。これらの人たちがそれぞれに進化していける場を提供していきたいと思っています。

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