児童文学のノーベル賞

うちのフリースクールに通う男子が『獣の奏者』というファンタジー小説にはまっていると言って、熱っぽく語ってくれた。そして、全8巻の最初の2巻を貸してくれた。特に1巻は“泣ける”と言うのだ。
生徒と同じ世界を共有したくて読み進めた。
確かに面白い、描写が目に浮かぶようで、良くできた話だと思って読み終えた。
しかし、“泣く”ことはなかった。
近頃は加齢と共にめっきり涙もろくなり、保険会社や製薬会社のCMでもうるうるすることがあるのに、泣けなかった。
何か純粋な子どもの心を失ってしまったようで淋しいような残念なような気がした。
2巻読み終えて生徒に返したら、3、4巻を持ってきていた。
ここのところ毎晩読んでいる。泣きはしないがすっかり虜になっいる。
就業時間中にまで読みたい衝動にかられる。
さすがは史上二人目の国際アンデルセン賞(児童文学のノーベル賞)作家だ。
そんなことも知らずに夢中に読んでいたが、かなり以前からアニメ化されたりした話題作だったようだ。
でも、アニメではなく原作から入って良かったと思っているし、全部読み終えるまではアニメは見ないようにしようと思っている。もうすでに自分の中に出来上がってしまった世界を壊されたくないので。null

“児童文学のノーベル賞” への1件のフィードバック

  1. キヨシです。
    私も同じような経験をしました。
    SFファンタジーは読まないのですが、
    知り合いから一度読んでみてと言われたのが、
    上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」
    知らない世界を知ることは大事ですよね・・・。

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