教育コーチの徒然なる読書日記8

教育コーチのGです。

 ブログ読者の皆さんは、これまでにどのような本(小説)を読んできましたか。

 今日は、いつもとは少し違ったアプローチで徒然読書日記を書いてみます。

 まず、私が中学・高校のころ(そう、25年ほど前)、片岡義男の本を読み漁りました。
 片岡義男といえば、「彼のオートバイ、彼女の島」「湾岸道路」「メイン・テーマ」など、いわゆるハードボイルド作家。
 片岡義男の描きだす世界にあこがれ、自分もいつかはステーションワゴンに乗り、横浜本牧ふ頭(小説では湘南がよく出てきてたんですが)で煙草を吹かすなどと妄想していました。
(実際には、高校3年生のとき、友人の兄さん所有、ボロボロの軽四ワンボックスで横浜へ行き、友人がサイドブレーキを引いたまま車を運転していてクラッチを壊してしまい、修理工場に車を置き去りにして新幹線で帰ってきたという経験をしました)

 片岡義男の次は、渡辺淳一に流れて行きました。
 「死化粧」「自殺のすすめ」「阿寒に果つ」など、純文学の世界にのめりこみました。
 俺もいつかは、雪化粧をまとった北海道を、透き通るような肌をもつ女の子と旅をする、などとこれまた妄想を抱いていました。
(実際には、北海道へ行ったのはこれまでに1回だけで、しかも男子校の修学旅行の引率、クタクタになるまで男子高校生と一緒にスキーをしたという経験があるのみ)

 渡辺淳一の次は、司馬遼太郎、池波正太郎にとことん、のめり込みました。
 「燃えよ剣」「功名が辻」「最後の将軍」「坂の上の雲」、「真田太平記」「剣客商売」「忍びの女」などの歴史小説です。
 特に「坂の上の雲」の主人公である秋山好古・真之兄弟には、大きな憧れとともに、俺も世界をまたにかけた活躍をするぞ、との熱い思いを持っていました。
(実際は、うーんですが)

 大学生活に入り、落合信彦を読み始めました。
 「2039年の真実」「モサド、その真実」「二人の首領」などのノンフィクション小説です。
 落合信彦の影響で、アメリカへのあこがれが大きくなり、友人(男です)と二人で1ヶ月間アメリカ西部を放浪したのもこの頃です。
(ほとんどお金がなくカード払いにしていたため、帰国してからも大学へは行かずに、わき目も振らず働きづめました)

 最近では、小説をほとんど読まなくなりましたが、少し前に村上春樹の「1Q84」を読んだあとで、職場で席が近くの元校長先生とその話で盛りあがり、それ以降、その方が村上春樹の昔の小説やエッセイを私に貸して下さるため、村上春樹小説を週に1冊は読んでいます。
(実は、村上春樹は「1Q84」と「ノルウェーの森」「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」しか読んだことがありませんでした)

 以上、どこまで行ってもとりとめのない徒然読書日記でした。

4 thoughts on “教育コーチの徒然なる読書日記8”

  1. キヨシです。
    片岡義男、私も懐かしいです。
    いわゆるかっこいい描写が多く、恋愛のキザな台詞が
    思い浮かびます。
    私は、ずっと推理小説を読んできたしたね。
    学生の頃は赤川次郎、山村美沙(京都が舞台が多いので)
    そして、はまったのが西村京太郎。
    鉄道シリーズはもちろんですが、いろいろと含めると
    100冊は読んでいると思います。
    今は、東野圭吾ですね・・・。

  2. 「彼のオートバイ、彼女の島」、いいですね。僕は、映画でした。
    KAWASAKIのW3が恰好良いんだ・。
    で、あこがれて、バイク乗りになりました。
    最初2台がKAWASAKI、3台目がHONDA。
    村上春樹は一番読んでいます。中高生の頃からず・っと。
    尾崎豊が法廷に行くときに『ノルウェイの森』を読んでいて、
    余計に好きになりました。
    本を読み始めたのが、夏目漱石なのがあってか、いわゆる純文学
    を読んでいたし、読んでいる感じです。
    歴史物は苦手です。

  3. 超介です。
    僕も読書日記書きたくなりました。
    小説はあまり読んでいないけど。
    読んでみたい小説はたくさんあるのです。
    (老後?の楽しみ!)

  4. 片岡義男、赤い背表紙の文庫本ですね。
    読んだ。
    「彼のオートバイ彼女の島」「メインテーマ」「ボビーに首ったけ」…映画も観た。
    「燃えよ剣」読んだ。土方さんの話ですね。
    落合信彦、読んだ。同時にゴルゴ13も読んだ。
    一気に国際通気分になった。
    村上春樹も「羊シリーズ」「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」大好きだった。
    しかし、村上龍の方がもっと好きだった。

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