「の間」の事 その2

超介です。

クライアントが問題解決に気持ちも、頭も向かっていて、それをコーチが感じている時はコーチングはスムーズに進みますが、そうでない時が結構あって悩みます。でもそれは、コーチの方になんらかの「強制」の意図が背景に潜んでいる時なのです。つまり、クライアントをそのまま承認できていないからです。「そんな状態ではいけないので、なんとかしてやろう」とコーチがどこかで考えていて、そこに立ってクライアントと対峙しているからです。

私の場合は塾で塾生と向かい合う時にそれがよく起こります。そして、その度に自分の立ち位置を確かめます。この人の今を認めて許し、そこからコーチとしての言葉を出すのです。「そうか君は……なんだね〜。」「うん…そうなんだ。」何回も、相手をありのままにみます。

時には、それからクライアントが自動的に動き出し次の一歩を踏み出します。そしてその時は、それを確認します。それを繰り返します。それを繰り返していくことでコーチングが進みます。

でもそう出来ないときもあります。何をすれば良いか、何をすることが可能なのかを悩みます。そして、見つけた事柄を試します。具体的なマニュアルはありません。私の場合は、コーチングに方法も、答えも一つではありません。そして、やりがいがあるのです。

2 thoughts on “「の間」の事 その2”

  1. キヨシです。
    私も自分の中に答えを見つけたり、
    「正解」探しを始めることがあります。
    要は相手へのベクトルが向いていると
    そこからいろんな方向に出たことに
    対応することだと思っています。

  2. 超介です。
    キヨシさんありがとうございます。
    クライアントのために
    無心になって
    自由になって
    自分と、クライアント、コーチングを
    信頼していこうと思います。

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