型を作り出し習慣化する

超介です

日米通算4000本安打を達成したイチローには、才能も勿論秀でたものがあるのでしょうが、それ以上注目されているのは生活全般にわたる、野球道ともいうべきスタイル(型)です。例えば、練習内容はもちろん、生活習慣、思考も更には、球場への入り方(試合何時間前に入るか、どちらの足から入るか等々)から、球場を立ち去るまでの動作を決めていると読んだことがあります。

型で一日をうめる、つまり一日の始まりから、やるべきことを、並べてこなしていき、習慣化すること。イチローの野球道もそうですが、武道、仏道、書道、華道の修業に型があるのは、それが最もその道の目的に叶うスタイルだからです。この基本的なことに(やっと)思い至りました。それから、1日の中にベストな型を創り、それを習慣化しようと努めています。

様々な範疇に型を作ることができます。皆さんはどのような型を取り入れていますか?そして、時には、習慣化して無意識になっている型に意識の光をあて、新たに型を作って再び埋め込む、そのような作業を毎日行います。

例えば、酷い皮膚疾患をはじめとする身体の変調を戻すべく、長年の飽食を見直します。食生活の型、中でも食事の内容を作り変えました。人に任せるではなく、また欲求のままでもなく、何を、どれだけ、いつ食べるか、管理します。でも、生活環境が変化した時それが崩れやすいこと、これに苦労します。出張、夜の会食が多い人などは苦労されていると思います。

至近の私の例ですが、この20日間、自宅で眠ったのは2泊。そうなると、工夫しないと、外食中心の食事になり目指していたものと変わってしまいます。身体も変調します。それで、普段使っているヘルスメーターを宿泊先にも持ち込み、毎朝の身体の記録をとります。体重、BMI、体脂肪率、皮下脂肪率、内臓脂肪レベル、基礎代謝、筋肉レベルを測定し(数分で測定可能、簡単です)ノートに記入し、体重と体脂肪率はアプリに入力します。それらを見つつ、前日の食事を反省し、今日の食事をコントロールします(しようとします)。

食事内容はコントロールしにくいので、結果としての身体変化に注意を払っておきます。そしてできることを工夫します。単品の外食を減らし、バランスの取れたものを選んだり、野菜や果物を宿泊先に仕入れて、サラダを作りタッパーにいれて持参する、調理道具はないので手でちぎります。飲み物は、野菜ジュース、豆乳、お茶、ミネラル中心にする。食べ過ぎた翌日は一食抜く、できることはたくさん思いつきます。

仕事の型、学びの型、人間関係つくりの型、多くの型を創り出します。これらは、人から学んだり、本で読む・ネットで検索する、実行結果を振り返る等を繰り返し、自分の能力やら適性、環境にあったものに整備します。

型を作ることは、自分の行動を捉えなおし、さらに自由に人生を作り変えていく原動力です。まさに、考えを変えると行動が変わり、行動が変わると習慣が変わる。習慣が変わると性格が変わる。性格が変わると、人生が変わる、ですから。変えられる(受身)、ではなく、変えていく人生を選ぶのです。

One thought on “型を作り出し習慣化する”

  1. キヨシです。
    型は年齢を重ねるとなかなか
    変えられないと思っている自分がいます。
    変化させることで可能になるんですね。

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