「今、ここ」

 超介です。

 2月は本当に早く過ぎていきました。能動的に行動して経験知を増やしているとき、節目に時間の経過が早かったと感じられることがあります。受身の行動ではなくて、チャレンジで、E(estimate)→P(plan)→D(do)→C(check)→T(taste)のサイクルをまわしつつ動けていれば進化も成長もある忙しさですが、さて私の2月は・・・・?

 学びでは新しいことを2つ、少し無理かなと思いながら始めたのです。が、やってみるとまずまずいけそうと、・・・。そういうことは多いですね。もう少し時間が経過して成果がでれば書きたいと思います。何事も継続できれば、あらたに分かること、見えることがより明確になるとおもえるので、そこまでいけばかくネタにします。3ヶ月、半年と続けるとネタにもなるかと・・・・。

 3年間ほど出席を続けているセミナー(といっても2ヶ月に1回2時間程度のセミナーですから、受講時間は合計30時間程度)があります。産業カウンセリングのセミナーです。職場のメンタルヘルスのための講習会ですが最初は交流分析、ABC理論等のさまざまな心理学の紹介から始まり、今年は傾聴体験を中心としたより実践的な内容でした。はじめは緊張もし、内容もなかなか理解しにくかったのですが、今では楽しみになりました。

 2月中にあったセミナーのテーマは「今ここでの話をする」でした。講義が70分、ワークが30分程度でした。これまでもセミナーのトレーナーは「今ここ」について何回か繰り返されたのですが、今回は、私には「今ここ」という言葉が心の中に入った気がしたのです。ピクンと浮きが海面下の魚の行動に反応したかのような微妙な感じ。タイの一気のあたりではなく、最初のチヌのそれのように。

 それは、「今ここ」に生きていることをどう感じ、考えているか、そこに立脚できていれば「よい」と直感的に分かるからです。でも「よい」というのは「そこから始めればよい」ということなので何か、「それで満足」ではなく・・。流れで捉えるのです。

 ちょうど人間の肉体(実は世界の全てがそうなのですが)の本質が福岡紳一さんの書物にあるように「動的平衡」という見方 「肉体も、分子・原子が入って、出ていく、ひと時もとどまらずに、身体はその流れの「よどみ」のようなものであるという」に似ています。健康的に生きるということは、この身体に入り、出て行くこの物質の適切な流れをコントロールすることです。このことは半年間のプチ断食の体験から実感しました。

 「今ここ」に話を戻すと、「E→P→D→C→T→E→・・・・・」のサイクルをしっかりと自覚して生きていけばよい、という感じなのです。そうであれば進化し成長することができるということです。たぶん。自己の内側を眺めながら、常識にとらわれすぎず、他者の目を意識しすぎず、時には自己を無意識に縛っているものに挑戦しつつ、体験を重ねれば進んでいけるという・・・・・。

 長々と書いてしまいました。
 ここまで読んでいただきありがとうございました。

One thought on “「今、ここ」”

  1. キヨシです。
    継続することから
    発展することもありますね。
    時には無意識に。
    なるほどです。

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